エックスサーバーでワードプレスブログを始める方法まとめ【初心者向け】

ワードプレスブログ

この記事では、エックスサーバーでサーバーを契約し、ワードプレス(Wordpress)でブログを開設する手順を、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

エックスサーバーは、僕が初めてサイト運営を始めた2013年からずっと使い続けているサーバーだけあって、とにかくオススメです!

  • 月額約1000円で使えて安い!
  • 一番安いプランでもかなり安定してる。
  • サイト表示速度も速い。
  • 変なトラブルや不具合とも無縁。
  • SSL化も無料で簡単にできる。
  • サポート対応が速く丁寧で神がかってる。
  • サーバー開設やドメイン設定がとにかく簡単。

などなど、オススメする理由しかありません。

それでは、実際にエックスサーバーを契約して、ワードプレスでブログを立ち上げる流れを画像付きで解説していきます。

目次

エックスサーバーを契約する

まずエックスサーバーの公式ページを開いて、サーバーを契約するところから始めていきましょう。

エックスサーバーの申し込み画面

エックスサーバーの会員IDを持っていなければ「新規お申し込み」をクリックし、エックスサーバーの会員申し込みを済ませていきます。

エックスサーバーの申し込み画面

次に登録フォームの入力に移っていきます。

まず「サーバーID(初期ドメイン)」ですが、これは何でもいいので自由に入れてしまえばいいです。

サイト固有に割り振ることになる「ドメイン」は、後で独自に取得していくので、ここで登録するIDが外の目に触れることはまずないためです。

だから適当に自由に決めてしまいましょう。

エックスサーバーの申し込み画面

次に「プラン」ですが、10、20、30と増えるごとに容量と転送量が増えて契約料金も上がります。

ただ最初の「新しくブログを始めてみたい」というステージだとX10プランで十分です。僕も月間70万PVほどのブログを運営していた時でさえもX10プランでしたし、途中でのプラン変更も可能ですから。

次に続きの会員情報(住所など)を入力したら、

エックスサーバーの申し込み画面

『「利用規約」「個人情報の取り扱いについて」に同意する』にチェックを入れ「お申し込み内容の確認」ボタンをクリックします。

すると、入力したメールアドレス宛にエックスサーバーからメールが届きます。メールの中にはサーバーID等も記載されているので、大切に保管しておきましょう。

エックスサーバーから届いたメール

以上の手順でエックスサーバーの申し込み受付が完了します。

ここからは1週間の無料お試し期間となりますが、試用期間が過ぎると、これまで行った作業が全てイチからやり直しになってしまって面倒です。

これからエックスサーバーでブログを運営していくことが決まっているのなら、忘れないうちにサーバー代金を支払ってしまいましょう。

なお、無料試用期間中にサーバー代金の支払いをした場合は、その試用期間分は無料になるのでご安心ください。

エックスサーバーの料金を支払う

まず、エックスサーバー公式サイトの上部メニューバーか、エックスサーバー申し込み完了時に届いたメールから「インフォパネル」を開きます。

届いたメールの「ユーザーアカウント情報」の下に表記されている「会員ID」と「パスワード」をそれぞれ入力し「ログイン」のボタンをクリックします。

インフォパネルのログイン画面

次に画面左にある「料金のお支払い」をクリックします。

エックスサーバーのインフォパネル画面

該当するサーバー(先ほど申し込みを済ませたサーバー)にチェックを入れて、更新期間を選択した上で「お支払い方法を選択する」ボタンをクリックします。

エックスサーバーの料金支払い画面

更新期間は3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月、24ヶ月、36ヶ月から選択できますが、後ほど自動更新の設定もできるので、好きな期間を選びましょう。

支払い方法は銀行振込、クレジットカード、コンビニ決済、Pay-easyから選択が可能ですが、最もラクに支払いが完了できるクレジットカード払いがオススメですね。

クレジットカードの自動更新設定が便利!

なおクレジットカード払いの場合は「カード自動更新設定」も可能です。

サーバー料金の支払いをしないまま契約期限が切れたら凍結してしまいます。凍結から時間が経っていない場合は、追加で料金を支払うことで引き続きサーバーを使うことができますが、未払いが怖い場合は自動更新の設定をしておくことをオススメします。

まずインフォパネルの左側にある「カード自動更新設定」をクリックしたのち、該当サーバーIDの右側にある「設定」というボタンをクリックします。

エックスサーバーの自動更新設定

クレジットカードと紐づけることができたら完了です。サーバー更新期限が近づくと自動的に引き落としがされて更新を済ませてくれます。

独自ドメインを取得する

次に「独自ドメイン」を取得しています。

サーバーは言うなれば「サイトが入っている仮想空間」で、サイトそのものはドメイン(アドレス、URL)が表しています。当サイトでいうと「nozziedesign.com」がドメインになります。

ドメインはどこで取得するのがオススメ?

ドメインを購入できる販売サイトは「お名前.com」「ムームードメイン」「スタードメイン」などがありますが、どこで購入しても、ドメイン自体は同じです。

ただ販売サイトによって「.com」や「.tokyo」のような取扱ドメインの種類が違ったり、あるいは値段が多少違うので、そこは考慮に入れたほうがいいです。

実はエックスサーバーでもドメインを取得することができて「取扱ドメインの種類が少ない」「他の販売サイトで買うよりもやや値段が高い」というネックはあるものの、エックスサーバーで契約しているサーバーとの紐付けが簡単で手間がかからないというメリットもあります。

従って、最初はエックスサーバーでドメインを購入するのが個人的にはオススメです。

エックスサーバーで独自ドメインを取得する

インフォパネルの左側にある「追加のお申し込み」をクリックし、規約に同意をしたら、ドメインの「新規取得」ボタンをクリックします。

エックスサーバーでドメインを取得する画面

希望する文字列を入れた後に、種類(「.com」とか「.net」とか)を選択して「検索」ボタンをクリックします。

ドメイン取得画面

ドメインが空いていなければ(既に他の人に取得されていれば)「ご希望のドメインは新規取得申し込みができません」と表示されるので、その場合は文字列と種類を選び直しましょう。ドメインが空いている場合は「この独自ドメインは申し込むことが可能です!!」と表示されるので、申し込みボタンをクリックしてドメインを取得しましょう。

ドメインの取得ができたら、ドメイン料金を忘れないうちに支払ってしまいましょう。

エックスサーバーのインフォパネルでドメイン料金を支払う画像

ここから先の料金の支払い方法は、上記したサーバー料金の支払い方法と同じです。

サーバーにドメインを紐付けよう!

次に取得したドメインをサーバーに紐付ける(サーバー内で使えるようにする)作業を行なっていきます。

エックスサーバーで取得したドメインをエックスサーバーに紐付けるのは簡単です。他のドメイン販売会社で取得したドメインをエックスサーバーに紐付ける場合は「ネームサーバー情報の入力」が必要になってきますが、エックスサーバーで取得したドメインの場合はそれが不要になるためです。

まず「サーバーパネル」にログインをします。

サーバーパネルにログインする画面

次に「ドメイン設定」をクリックします。

エックスサーバーのドメインパネル

次に「ドメイン設定の追加」というタブを選択します。

エックスサーバーにドメインを追加する画面

先ほど取得した新しいドメインをこちらにコピーアンドペーストして「ドメイン設定の追加(確認)」をクリックしましょう。

エックスサーバーでドメインを新たに登録する画像

なおエックスサーバーで取得したドメインを追加する場合「無料独自SSLを利用する」にクリックを入れても「無料独自SSLの設定に失敗しました」と表示されSSL化に失敗してしまいます。(2018年9月現在)

その場合は後でSSLの設定をすれば大丈夫です。

エックスサーバーでSSL化に失敗した時の画面

これでドメインの追加は完了ですが、ドメインがサーバーに反映されるまでに数時間〜24時間程度かかってしまいます。

その間に「SSL化」と「ワードプレスのインストール」を済ませてしまいましょう。

ドメインの独自SSL化を済ませよう!

次にドメインの独自SSL化を済ませていきましょう。

独自SSL化とはサイトの保護を強くするための施策で、独自SSL化を済ませることでSEO効果もあると言われています。

また独自SSL化したサイトのURLは「http:」から「https:」と「s」が新たに着くようになり「保護された通信」と記載されるようになります。

保護された通信

独自SSL化はいつでもできますが、サイトを立ち上げてブログ記事を更新するようになってからだと、色々と面倒なことが増えてしまいます。作業を簡易に終わらせられるようにするためにも、ドメイン取得後すぐに済ませておくことをオススメします。

まずサーバーパネルにログインして「SSL設定」をクリックします。

サーバーパネルから独自SSL設定を行う画面

独自SSL化を設定したいドメイン(先ほど取得してエックスサーバーに紐付けたドメイン)を見つけ「選択する」をクリックしましょう。

サーバーパネルから独自SSL化する画面

「独自SSL設定の追加」をクリックしたのちに「独自SSL設定を追加する(確定)」というボタンをクリックしてください。

サーバーパネルから独自SSL化をする画像

すると、数分〜数時間後に独自SSL化が完了します。

独自SSL化が完了した時の画面

なおドメインの料金を払っていない場合は、SSL化に失敗してしまうので、まずは忘れないうちにちゃんとドメイン料金の支払いを済ませてしまいましょう。(僕もそれで失敗したことが何度かあるので)

ドメインにワードプレスをインストールしよう!

次は取得したドメインにワードプレスをインストールします。

ワードプレスとはドメインに対してインストールする「ブログを書くためのソフト」みたいなものですが、エックスサーバーに紐づけられたドメインにワードプレスをインストールするのは超簡単です。

まずサーバーパネルにログインして「Wordpress簡単インストール」をクリックします。

エックスサーバーのサーバーパネル

ワードプレスをインストールしたいドメイン(先ほど取得したドメイン)を見つけ「選択する」をクリックします。

Wordpress簡単インストール

次に「WordPressのインストール」というタブを開き、必要事項を記入したら「インストール(確認)」をクリックします。

Wordpressのインストール画面

  • インストールURL:基本的に空欄でOK。(「nozziedesign.com/blog」のようにサブディレクトリをブログトップページしたいなら記述する)
  • ブログ名:ブログのタイトル。後で変更できるから最初は適当でもOK。
  • ユーザ名とパスワード:サイトの管理画面にログインするためのもの。自分がわかればOK。
  • メールアドレス:ブログに関して何か連絡があった時に届くアドレス。あまり使わない。
  • キャッシュ自動削除とデータベース:そのままでOK。

インストールのボタンを押したら、やや脅しのようなコメントが表示されますが、これは大丈夫なのでスルーして「インストール(確定)」をクリックしましょう。

Wordpressインストール時の確認画面

これでワードプレスのインストールは完了です!

ワードプレスにログインする

ドメインにワードプレスをインストールする作業が完了すると、このような画面が表示されます。

エックスサーバーでワードプレスのインストールが完了した後の画面

このように「取得したドメイン名/wp-admin/」と検索エンジンの検索窓に打ち込んで検索してあげることで、ワードプレスの管理画面を開くことができます。(もちろん、このリンクからでもOKです)

wordpressのログイン画面

こちらに先ほど設定した「ユーザー名」と「パスワード」を入力して「ログイン」のボタンをクリックします。

すると、このようにワードプレスの管理画面に入れるようになります!

Wordpressの管理画面

サイトのURLを「https:」に変えておこう

左のサイドバー下方にある「設定」をクリックし「一般設定」を表示させます。

「Wordpressアドレス(URL)」と「サイトアドレス(URL)」に記載されている「http」の直後に「s」を書き加え「https://自分のドメイン」になるようにして「変更を保存」というボタンをクリックしましょう。

Wordpressの一般設定からhttpsに修正する画面

ここまで済んだら、ワードプレスでブログを運営していけるようになります。

最後に

こうして見ると難しそうに思えるかもしれませんが、エックスサーバーを契約しドメインを取得してワードプレスをインストールする流れはとても簡単です。

ここからは、サイトにプラグインを入れたり、デザインを整えたり、サイト解析ツール(Analyticsやサーチコンソール)と紐づけたりして、それが終われば実際に記事を書くフェーズに入っていきます。

ぜひ楽しみながらブログを頑張っていきましょう!

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