トレンドアフィリエイトは長期的に稼げないという批判に対して反論してみる。

『トレンドアフィリエイトは長期的に稼げないからやらない方がいい』という声をたまにSNSなどネット上で見かけます。

結論から言うと、別にトレンドアフィリエイトは長期的に稼げないわけでもないし、実際に安定的に稼ぎ続けている人はたくさんいます。

それに『長期的に成果を出し続ける人もいれば、単発的な成果で終わってしまう人もいる』っていうのは、トレンドアフィリエイトに限った話ではなく、あらゆるビジネスに言えることではないでしょうか?(それこそカフェ経営とか普通の製造業とかでも)

つまり、ノウハウの構造上の問題ではなく『やり方』の問題だと僕は思っているんですが、トレンドアフィリエイトを否定する人は色んなもっともらしい理屈を振りかざして『長期的に稼げないからやらない方がいい』と鼻息を荒くしています(笑)

ただ、その言い分を見ていると『この人わかってないなぁ(わかってないのに想像だけで色々語ってるな)』と思えてしまうので、『トレンドアフィリエイトでは長期的に稼げない』という主張に反論しつつ、トレンドアフィリエイトで長期的に成果を出し続けるための考え方について紹介していきたいと思います。

目次

トレンドアフィリエイトは長期的に稼げない説に対する反論

トレンドアフィリエイト

流行りのニュースばかり追いかけないといけない

トレンドアフィリエイトと聞くと『流行りのニュースばかり追いかけるのはキツイし、一瞬は頑張れても無理が生じる』と感じる人もいますが、別に『ニュース』を追いかけないと記事がかけないわけではありません。

僕自身も最初は副業でブログを始めたこともあり、日中は会社で働いていたり、帰宅後も資格試験の勉強があったり、土日祝日も会社の行事があったりで、ずっとPCやスマホに張り付いてニュースをチェックするなんてことはとてもじゃないけどできませんでした。

ただ、別に『ニュース』だけが検索需要があってアクセスが集まるネタではありません。

参考:【トレンドアフィリエイト】芸能以外の記事で成果を出したネタやキーワードの事例を紹介します。

ニュースになっていないような、芸能人やミュージシャンやスポーツに関するロングレンジキーワードで記事を書いてもいいですし、『エクセルの使い方』や『配属時の挨拶の例文』みたいな芸能とは無関係のキーワードでもOKです。

要するに『需要があればいい』のです。

当サイトで一番アクセスが集まっている『オシャレな海外のフリー素材サイト10選|ブログのアイキャッチ画像におすすめ!』という記事は、毎日200PV以上のアクセスがあって、累計でも10万PVを超える人気記事ですが、トレンドブログでこういう記事を書いても結果が出るということです。

記事をずっと書き続けないと稼げなくなる

同様の批判で『トレンドアフィリエイトってずっと記事を書き続けないと稼ぎ続けられないんでしょ?』というものがありますが、別にそんなこともありません。

確かに芸能ニュースや時事ネタを追いかけて記事を書いていくスタイルだと『書き続けないと稼げない』状態になってしまいますが、毎日一定の検索需要のある記事特定の季節に毎年アクセスが集まるような記事を書いておくことで、その記事は『資産』になります。

トレンドアフィリエイト

例えば、こちらは『安室奈美恵 引退 理由』の検索ボリュームの推移ですが、安室奈美恵が引退を発表した時期に一気に検索需要が上がって、そこからは一気に萎んでいますね。

トレンドアフィリエイト

一方で『安室奈美恵 髪型』にすると、もっと検索ボリュームの推移が安定してきましたね。(2017年9月に上がっているのは『引退発表』というセンセーショナルなニュースが報じられたため『安室奈美恵』という単体のキーワードそのものの需要が激増したためです)

つまり、記事をずっと書き続けないと稼げないという批判をする人は、上の『引退 理由』パターンのことしか想定していなくて、下の『髪型』のような記事を書いて検索結果画面で上位表示させることができれば、記事を書き続けなくても安定して稼ぎ続けることができるということです。

トレンドアフィリエイト

なお『結婚式 余興』だとこんな感じなので『結婚式 余興』に関する何かしらの記事を書いて上位表示させておけば、毎月安定した収益を生み出してくれる記事になりそうですね。

興味もない芸能とかニュースを追い続けるのはキツイでしょ?

こういう批判もたまに見かけますが、個人的に思ったのは『会社で毎日満員電車に揺られて好きでもない仕事をするよりも遥かに楽!』ってこと(笑)

あと、学校の受験科目って大きく分けると、国語・英語・理科・社会科・数学とあるけど、あれって別にみんな興味があって何時間も勉強してるんじゃなく、それが『行きたい大学に受かるために必要だから』やってるわけですよね。

また『これからはITの時代だ!』と必死にプログラミングを勉強してIT企業を立ち上げた起業家も、別に最初からプログラミングに強い興味があったとかじゃないと思いますよ。ただ、目指すべきルートを進む上で必要だから学んだだけ。

最初から『興味があるかないか』を判断基準にしてたら何もできないし、大抵のことって『やってくうちに興味や関心が高まる』んだと思います。『好きなアイドルが出るから』というキッカケで大河ドラマを見始めて、いつの間にか歴史が好きになってる人がいくらでもいるのと同じですよね。

あと、別に『ブログを書く内容』そのものに興味がなくても、『アクセスを伸ばすブログ運営術』や『記事を書くことそのもの』や『結果を出すための思考プロセスの精度を上げること』が好きになる場合って普通にありますよね。

まとめると、

興味がないことやるのキツい派への反論

  • そもそも目的と方法を履き違えてない?
  • 最初から『興味』とか言ってても自分の可能性が拡がらなくない?
  • 本気でやれば興味が湧くポイントなんていくらでも見つかる

ってことになって『興味もないニュースとか芸能とか追うのキツい』って意見に思いっきり賛同しちゃう人は、センスないなーって思っちゃいます。

趣味でやる分には何でもいいと思うんですけどね。ビジネスとしてやるんなら、まずは結果にフォーカスした方が効率良いです。

あと、一番最初にも書きましたけど、別に芸能ばっか追いかける必要もないですし、好きなジャンルで記事書いても結果は出せます。

参考(2回目):【トレンドアフィリエイト】芸能以外の記事で成果を出したネタやキーワードの事例を紹介します。

トレンドブログはペナルティのリスクがある

トレンドアフィリエイトに限らず、どんなブログやサイトでも手動ペナルティや順位変動のリスクはあります。

手動ペナルティを受ける条件にはいくつかありますが、最も多いのは『低品質なコンテンツ』で、トレンドブログだろうと特化ブログだろうとアフィリエイトサイトだろうと、コンテンツの質が低い記事ばかり量産していると、普通にペナルティを受けます。

『トレンドアフィリエイトはペナルティを受ける』という説を主張する人が多いのは、相対的に質の低いトレンドブログが多いからだと思われます。(ネットで拾ってきた情報をそのまま書いただけみたいな)

情報密度の高い記事を書く、自分のオピニオンをしっかり示した記事を書く、独自性のあるコンテンツを作るといった基本に沿っていけば、他のブログとたいしてリスクも変わらなくなります。

まぁそもそもビジネスに『リスク』はつきものです。

どんなビジネスをやっている人でも収益源の分散化は普通やってるものですし、稼いでいるアフィリエイターはサイトが飛ぶリスクも考慮していくつかサイトを運営しているのが普通ですからね。

POINT

トレンドだからペナルティリスクがあるんじゃなくてコンテンツの質の問題

→手っ取り早く稼ぎたい実践者が多いと質の悪いブログの絶対数も増える

 

そもそもブログやってたら飛ぶリスクも考慮すべき

→収益源はいくつかあったほうがいい

トレンドブログは不労所得を生み出す資産にならない

こういう声もたまに聞きますが、そもそもビジネスにおいて本物の不労所得なんて、そうそうありませんから。

どれだけ資産になるような記事を書いても、記事の検索順位が落ちてしまったらテコ入れもしないといけないです。

ブログやアフィリエイトは、ある程度の自動化はできますけど、そもそもビジネスにおいて本物の不労所得は存在しないって思っておくくらいの方がいいです。その方が上手くいくし、ビジネスそのものを楽しんじゃうマインドの方がいいです。

そもそも『トレンドアフィリエイト』って何?

僕の持論なんですけど『トレンドアフィリエイト』ってすごく漠然とした概念だと思うんです。

要するに『世の中でトレンドになっている(検索需要が高くなっている)キーワードで上位表示させて、クリック報酬型の広告で収益を上げていく』ことがトレンドアフィリエイトの定義とすると、いわゆる普通のブロガーさんがトレンドキーワードを使ってアクセスを集めると、それはトレンドアフィリエイトになるのかどうかって話です。

例えば・・・

新作のMacBook Proのレビュー記事とか。

スタバの新作フラペチーノ飲んできたよ!とか。

映画の感想やレビューやラストシーンの解釈とか。

こういう記事って普通にブロガーさんたちも書いているし、『トレンドキーワードを使ってアクセスを集める』というトレンドアフィリエイト的なことをやっている人って普通にたくさんいると思うんですよね。

だから、変に『トレンドアフィリエイト』というものを特殊なノウハウとして捉える必要もないと思います。本ブログでは便宜上わかりやすくするために『トレンドアフィリエイト』という言葉を使っていますけど。

なぜトレンドアフィリエイトを否定する人がいるのか?

そもそも、なんでトレンドアフィリエイトを否定する人がいるかというと、簡単に言えば『ポジショントーク』だと思います。

つまり、ネットビジネス(ブログ)初心者の人がチョイスしやすいトレンドアフィリエイトを否定して恐怖を煽った後で『こっちのノウハウの方がオススメだよ〜』と自社商品(コンサルなどサービス)を紹介して、売上を上げるわけですね。

自分の商品を売るために競合を叩くのは、ビジネスの常套手段です。

ブログを使って起業するのは今の時代で最もコスパの良い生存戦略だと思いますが、ブログで効率よく報酬を伸ばすにはトレンドキーワードを意識した方が絶対にいいです。

だから、とりあえずトレンド的な手法を学んで実践できるようになることをオススメします。

参考:トレンドアフィリエイトとアドセンスが副業のネットビジネス初心者にオススメの理由

トレンドアフィリエイトで長期的に稼ぎ続けるために

トレンドアフィリエイト

検索需要が安定しているロングレンジキーワードを狙う

どうしてもニュース(速報系記事)など短期的なショートレンジキーワードばかり狙ってしまうと、そのキーワードの旬が過ぎてしまったらアクセスは急落してしまいます。

上で安室奈美恵や結婚式に関する例を出しましたが、安定感のあるロングレンジ狙いの記事もしっかり書いていくといいですね。

ロングレンジの安定ネタの例

  • 芸能人名+定番キーワード:その芸能人がテレビに映るたびにアクセスが爆発。
  • 生活のお役立ち記事:時期に関係なく安定してアクセスが集まる。
  • クリスマスなど季節の話題:毎年11月〜12月になるとアクセスが激増。

僕の場合、ほとんど定番系のロングレンジキーワードとトレンド的なキーワードを組み合わせて記事を書いていたので、1ヶ月で2記事しか更新しなくても月間90万PVをキープしたりもしてました。

ただ、最初から安定狙いでロングレンジキーワードばかり狙っていても、結果が出るのに時間がかかり過ぎてしまうので、トレンド的なショートレンジキーワードと長期安定的なロングレンジキーワードはバランスよく組み合わせていくといいですね。

コンテンツの質を重視する

ブログ(トレンドアフィリでも特化でも)で長期的に、かつできるだけ記事更新にあくせくしないで稼ぎ続けるためには、検索需要が大きくて安定しているキーワードで上位表示させる(させ続ける)ことが必要です。

もちろん検索需要が大きくて安定しているキーワードは、それだけライバルも強く多い可能性があるので、『他のライバルサイトよりも質の良い記事を書く』のは必須です。

『ライバルが強いけど、このキーワードで上位表示させられたら美味しいよなぁ〜』というキーワードを狙って記事を書く際には、そのキーワードで検索をした人のニーズに対して最高のアンサーを提供するという意識でトライしてみるといいですね。

外注ライターに記事ライティングを任せる

どうしても自分1人で記事を更新し続けていると、時間的にも労力的にも大変なので、ある程度は自分1人で売上をあげられるようになったら、外注ライターと契約して記事ライティングを任せてしまうといいです。

そうすることで、収益を落とすことなく(むしろ上げながら)自分の時間を増やすこともできるし、増えた時間を使って、新しいサイトを作ったり、現状のサイトをテコ入れしたり、新しいビジネスを始めたりすることができます。

ビジネスで長期的に稼ぎ続けるためには、どんどんレバレッジを効かせられるようにならないといけない。つまり、収益を伸ばしながら(高いレベルで保ちながら)自分自身はどんどん楽になっていかないといけないのです。

そうしないと、精神的にも肉体的にもしんどくなって潰れてしまいます。

それに『現状維持は衰退』という言葉もありますが、毎日の記事更新でいっぱいいっぱいになってしまうと、現状維持のためのビジネスで疲弊してしまい、じわじわと衰退していってしまいます。

そのために、長期的に成果を出し続けるためには、『自分が楽になりながら成果を出し続ける』ことが大事になります。

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