WordPressのパーマリンク設定のおすすめな変更方法

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WordPressでブログを立ち上げたら、真っ先にパーマリンク設定の変更を済ませてしまいましょう。

ブログ記事を早く書きたい気持ちもあるかもしれませんが、サイトマップはサイト全体の構造を検索エンジンに対して示す効果もありますし、後から変更するとSEO効果がリセットされたりリダイレクトをしなくてはいけなかったりと、めちゃくちゃ大変なんです。

この記事では、そもそもパーマリンクとは何か、なぜ初期設定から変更した方がいいのかというところから、理想的なパーマリンクの条件を踏まえたオススメの設定方法なども解説していきます。

ぜひ参考にしてください!

注意

当サイトのパーマリンクは、僕がSEOの知識に疎かったサイト立ち上げ期に設定したものなので、本記事で推奨する「理想的な条件」に当てはまっていません。また、後述する「パーマリンクを途中で変更するリスク」を考慮して、当初に設定したパーマリンクのままサイトを運営しています。ご了承ください。

パーマリンクとは

パーマリンクとは簡単に言うと、記事それぞれのURLのことです。

パーマリンクとは、ブログの個々の投稿、カテゴリーなどの投稿一覧ページへの恒久的(半永久的)な URL です。パーマリンクは、他のブロガーがあなたの投稿やセクションにリンクを張るときや、投稿へのリンクを Eメールで送ったりするときに使います。個別の投稿への URL は常に存在して決して変らないようにすべきです。そういう訳で、「perma」リンクといいます。

出典:WordPress Codxe 日本語版

パーマリンクの「パーマ」とは、日本語訳で永久を意味する「Permanent」の略で、個別投稿ページへのURLは「決して変わらないようにすべき」とされています。(途中での変更はNG)

例えば、本記事のURLは「https://nozziedesign.com/129.html」ですが、末尾の「129.html」がパーマリンクです。

パーマリンクとトップレベルドメインを説明する画像

なお、Wordpressで実装できるパーマリンク設定の例として以下のパターンが挙げられます。(上級者の方は細かくカスタマイズをすることも可能です)

Wordpressのパーマリンク設定画面

たくさん候補がありすぎてわからない…!

と感じると思うので、ここからは理想的なパーマリンクの条件について、Googleのガイドラインを元に考えていきたいと思います。

理想的なパーマリンクの条件は

Search Consoleのガイドラインには、URLについてこのように記述されています。

サイトの URL 構造はできる限りシンプルにします。論理的かつ人間が理解できる方法で(可能な場合は ID ではなく意味のある単語を使用して)URL を構成できるよう、コンテンツを分類します。たとえば、航空機(aviation)に関する情報を探している場合、http://en.wikipedia.org/wiki/Aviation のような URL であれば、見ただけで必要な情報であるかどうかを判断できます。http://www.example.com/index.php?id_sezione=360&sid=3a5ebc944f41daa6f849f730f1 のような URL 自体は、ユーザーの関心を引くことはほとんどありません。

出典:Search Console ヘルプ:シンプルなURL構造を維持する

ここに書いてあることをまとめると、

  • ID(数字)ではなく意味のある単語を利用すること
  • 人間が簡単に理解できるようなものであること

この2点が重要だと理解できますね。

上記のガイドラインを踏まえて、もう少し詳しく見ていきましょう。

日本語パーマリンクは避けたほうがベター

一時期「URLを日本語にすることでSEO効果が期待できる(検索で上位表示しやすい)!」という風潮がありました。トップレベルドメインを日本語にしたり、パーマリンクを日本語で設定しているサイトは2010年代前半は結構多かった印象です。

「ドラクエ攻略.com」とか「nozziedesign.com/心理学/バンドワゴン効果とは」みたいな。

確かに日本語でURLを記述すると、視覚的にパッと理解できて、かつ意味のある単語を使っているので、一見すると良さそうに思えるかもしれません。

しかし日本語パーマリンクは以下の2つの理由からオススメできません。

  1. SNSや外部サイト等にコピペした時にエンコードされて気持ち悪くなる
  2. 外部のブックマークサービスやWordpressのバージョンによって404エラーになるリスクがある

「エンコード」とは日本語が勝手に英単語や記号に変換されてしまうことで、日本語パーマリンクのURLをSNSなど外部サービスにコピペすると、文字化けのようなよくわからない単語の羅列になってなってしまいます。

例:nozziedesign.com/%AD%E9%MT%8D%26%T6%43%…(以下略)

これだと、パッと見がすごく気持ち悪いし、このURLをSNSでシェアしようとかそういう気持ちにならないですよね。また、日本語部分がエンコードされずに残ってしまうと、その部分だけリンクにならなくて結果として記事リンクとして機能しないことも多々あります。

また404エラーのリスクを考えると、日本語パーマリンクを使うメリットは特にないのではないかと…。

英単語を使用して視覚的に記事内容がわかりやすくなるように

パーマリンクは数字を使用するよりも、意味のある英単語を使用して、URLを見ただけでその記事が何についての記事なのかが理解しやすくなるようにしていきましょう。

基本的には狙ったキーワードを英語に訳して、端的にまとめていくといいですね。

例えば、「Wordpressにおけるパーマリンクの設定」に関する記事であれば「https://nozziedesign.com/wordpress-permalink」にしてあげるとか。

URL では区切り記号を使うと効果的です。http://www.example.com/green-dress.html という URL の方が、http://www.example.com/greendress.html という URL よりずっとわかりやすくなります。URL にはアンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使用することをおすすめします。

出典:Search Console ヘルプ:シンプルなURL構造を維持する

こちらにもあるように、パーマリンクが長くなる場合はハイフンで区切ってあげるなど、ユーザビリティの高いパーマリンク設定をしてあげることで、SEO的な評価も上がりやすくなる傾向にあります。

おすすめのパーマリンク設定は?

上記を踏まえて、どのようなパーマリンクに設定すれば良いかを紹介していきます。

「https://トップレベルドメイン/投稿名」がベター

ブログ訪問者がパッと見ただけでも、この記事がどんな内容の記事なのかを理解できるようにするには、やはりトップレベルドメインのすぐ後に「投稿名」を持ってきて、その記事の内容にあった英単語に直していくといです。

  • 例:https://nozziedesign.com/direct-response-marketing

これだと「ダイレクト・レスポンス・マーケティングに関する記事なんだな」とパッと見ただけで理解できますよね。

特にパーマリンクにこだわりがなければ、トップレベルドメインのすぐ後に「投稿名」を記述するパターンを採用すると良いですね。

カテゴリー名を入れるべきか否か

「URLを見ただけで必要な情報かどうかが判別できる」という点を考慮すると、パーマリンクに「カテゴリー」を入れた方が良いとも考えることができます。

  • カテゴリーがない例:https://nozziedesign.com/direct-response-marketing
  • カテゴリーがある例:https://nozziedesign.com/business/direct-response-marketing

前者と後者を比べると、後者の方が「ビジネスというカテゴリーの中のダイレクト・レスポンス・マーケティングについての記事」だと理解でき、パッと見ただけで得られる情報量が多いため、カテゴリーを入れた方がSEO的には良いのではないかとも言われています。

では、なぜ僕がパーマリンクにカテゴリー名を入れることを推奨しないかというと、大きな懸念点がひとつ存在するためです。

カテゴリー名やサイト設計(どのカテゴリーに記事を入れるか)を変更して、その記事が含まれるカテゴリーの名前が変わってしまった場合、「途中でパーマリンクが変わってしまうこと」になりますよね。

途中で記事のパーマリンクが変わってしまうと、SEO効果がリセットされたり、SNSシェアのカウントがゼロに戻ったりします。(これらはブログ運営をしていく上で致命的でかなり痛いです)

そして、ブログを長くやっていると、普通はカテゴリー名を途中で変えたり、サイト設計を後から見直したくなるものなので、リターンとリスクを天秤にかけた場合「カテゴリー名を入れない方が安心」ということになるのではないでしょうか。

WordPressでパーマリンクを設定する方法

ダッシュボードのサイドバーの「設定」から「パーマリンク設定」をクリックします。

この画面上でパーマリンクの設定ができますが、上記のオススメの設定通りにするには「投稿名」を選択して「変更を保存」のボタンを押してください。

wordpressのパーマリンク設定の画像

すると、記事の投稿画面の上部にて、パーマリンクの修正作業ができるようになります。

最初は日本語のタイトルがそのまま表示されてしまうので「編集」というボタンをクリックしてあげましょう。

Wordpressの記事投稿画面

すると、パーマリンクを自分で自由に記述できるようになるので、上記の「理想的なパーマリンクの条件」を参考にしながら、任意の英数字を用いてパーマリンクを編集していきましょう。

Wordpressでパーマリンクを編集する画像

1記事ごとにパーマリンクの修正をするのは面倒だと思われるかもしれませんが、SEO的に大事な部分なので、ぜひ丁寧に仕上げてあげましょう!

パーマリンクの設定を”必ず”サイト開設初期にやるべき理由

もしかしたら「このサイトのパーマリンク設定は、この記事に書かれてることを守れてないじゃん!」と思われるかもしれません…。

当サイトを立ち上げた当初は、その辺の事情をよくわかっていなくて、適当に「数字ベース」でパーマリンクを設定してしまったため、Googleの推奨する「シンプルで論理的で、人間が簡単に理解できるよう意味のある単語を使用して…」という原則を守れていないURLになってしまっています。

基本的にパーマリンクはサイトを立ち上げたらすぐに設定をするべきで、一度設定をしたら途中で変更をすべきではありません。

以前にも別のサイトで、パーマリンクを途中で変更したことで大きく後悔することがあったので、ぜひ皆さんもパーマリンクの途中変更にはお気をつけください!

被リンク効果やSEOの評価が一旦リセットされる

Googleはブログ記事の評価を「URL」ごとに割り当てていますが、パーマリンクを途中で変えれば、当然ながらURLも変わります。

他サイトから被リンクを貰っていた場合でも、その被リンクも無効になってしまいます。(リンクを送っているURLそのものが消滅してしまうので)

よって、途中でパーマリンクを変更することで、今までの記事の評価が一旦リセットされてしまうと考えられますが、コンテンツそのものの質が変わらないのであれば、もちろん時間が経ってGoogleから再評価されることで、以前のパーマリンク時代と同等の評価まで戻る可能性はあります。

ただ、評価が戻るかもしれないという希望的観測に頼るのもリスクが大きいので、安易に途中でパーマリンクを変更すべきではないと考えられます。

SNSのシェアカウント数もリセットされる

ブログにおける「URL」というのは、インターネット上における住所のようなもので、仮にあなたの記事がSNSで「いいね!」や「シェア」をしてくれたとします。

そのSNSでのシェアというのは構造的に言うと「URL=住所」に対して行われるものであり、「記事の中身=部屋とか内観?」に対して行われるものではないということです。

例えパーマリンク変更前に300万の「いいね!」が集まっていた記事でも、パーマリンクを変更してしまえば、それがリセットされてゼロになります。(引っ越しをしたら、引っ越し前の住所に郵便物が届いても受け取れないのと同じ)

それはつまり、SNS経由でのブログ記事への導線も絶たれてしまうことになるので、やはりSEO的にはリスクが大きいです。

間違えて途中変更してしまったら301リダイレクトを!

ただ、そうは言っても間違えてパーマリンクを途中で変えてしまうこともありますよね。(こういう「パーマリンクの設定方法」的な記事を見て「もっとSEOを強くしたい!」という焦りから、途中で変更してしまう人も多いとか)

その場合は、必ずパーマリンク変更前の古いURLから、変更後の新しいURLへと301リダイレクトをしてあげましょう。

プラグインを使えば、作業自体は簡単に行うことができますが、ただそれにかかる手間や時間は侮れません…。

最後に

些細なことですが、パーマリンクの設定の仕方によってユーザビリティやSEOへの影響も変わってきます。

ぜひ面倒くさがらずに丁寧に設定をしてあげましょう。

ただ、記事本文内でも忠告をさせていただいているように、記事数が増えてきて運営期間が長くなってきた後のパーマリンク変更は大きなリスクを伴います。なので、サイトを開設した直後(記事を実際に書き始める前の段階)で、設定の方を済ませてしまうといいですね!