『人生を変えたい』と思ったら | 仕事を辞めたい僕がとった6個の行動

人生を変えたい

ふとした瞬間に『人生を変えたい!!』と思う人は多いはずです。

仕事や恋愛が上手くいかない時、人間関係に悩んでいる時、周りの人と自分を比較して嫉妬心を感じた時、未来に対して漠然とした不安を感じた時。

僕の場合は新卒で入社した会社で研修を終え、初めて職場に配属されてから数日が経った時に『このまま何も行動を起こさなかったら、この会社で40年くらい働いていく人生になるんだな』と思った時でした。

誰もが一度はそういうことを考えることがあると思いますが、僕はその時、自分自身の未来が怖くて怖くて絶望的なものに思えてしまいました。

それから5年ばかりが経った今、僕はその会社から独立し、自分のビジネスを持ち『会社や時間や場所に縛られない、雇われない生き方』をデザインしています。

言葉にすると陳腐ですが『人生が変わった』(しかも180度!)と自分の人生に対して自己評価をしている次第なんですけど、そのために自分が取った行動を過去の自分に向けてシェアしていきます。

当時の僕と同じ悩みを抱える人に届いたら幸いです。

目次

自分と違う世界にいる人の価値観に触れる

基本的に人生を変えたいのなら、今までの自分が持っていなかった価値観に触れて、思考とか価値観の枠組みを広げていくことが大事です。

そして人間の思考や価値観は外的要因にめっちゃ影響を受けるんですよね。

普段接することの多い人の影響、普段見ているテレビの影響、普段身を置いている環境の影響…。

だから、人生を変えたいならまずは『自分に影響を与えるもの』から変えていくのが効果的です。

特に今の自分が漠然とでもいいので『こんな風に変われたらいいなぁ』と憧れを持つような人の価値観に触れて、そちらに染まっていくための努力をしていきましょう。

なぜ努力が必要かというと、人間は外的要因とか今まで育ってきた環境の影響をめっちゃ受けるから、新しい要因を取り入れようと思ったら、それ相応のアプローチが必要だからです。

僕が『人生を変えたいなぁ』と思った時って、もっと自由気ままに生きていそうな人にとにかく憧れていたので、そういう世界の価値観にたくさん触れるようにしました。

  • 友人のツテで起業家の方に会って話をさせていただく機会を作ってもらった
  • 仕事を楽しんでいたり、新しい働き方を実現してる人の本を読み漁った
  • 現実的にロールモデルになりそうな人のメルマガを片っ端から読んだ

こういう行動を繰り返していくことで、今自分がいる世界だけが全てじゃないんだ!という自信に近い感覚を掴むことができます。

人生を変えたいと漠然と思っても、その気持ちに自信を持つことができなければ、人生を変えるための行動を起こすことなどできません。まずは自分の漠然とした感覚を後押ししてくれる材料を手に入れることから始めるのが大切です。

親元を離れて一人暮らしを始める

どうしても親と一つ屋根の下で暮らしていると、自分の意見を優先できなかったり、自分の考えと親の考えの境界線が次第にぼやけてきて『何が自分の本心なのか』わからなくなることもあると思います。

特に僕は昔、主体性というものがあまりなく、自分の意見よりも人の意見を知らず知らずのうちに優先してしまうタイプだったので、どうしても親と一緒にいると『親が喜ぶような生き方をしないといけない』という固定概念に縛られてしまうんですよね。

一人暮らしをすることで、嫌でも人生に責任感を持たざるを得なくなりますし、自分の心に向き合う時間も増えるので、自分の人生を生きられるようになります。

また親元を離れることで、適度な距離感を保つこともできるし、互いの考え方や生き方における違いを尊重できるので、良い親子関係を築けるようになります。

自分の生き方を取り戻し、良好な人間関係を構築するという意味でも、大人になったら親元を離れて一人暮らしを始めることは大事です。

自分でビジネスを始める

人生を変えたい

人の人生において『仕事』が占める時間の割合は非常に大きいです。

通勤時間を含めれば、1日のうち3分の1〜半分くらいを仕事に費やしている人も多いですが、本当は辞めたい会社を『生活のため』や『お金のため』に仕方なく続けているというケースも多いのではないでしょうか。

もちろん、会社を辞めれば無条件に幸せになれるわけではありませんが、人生を変えたいと思った時に『人生の大半を占めている仕事を変える』という選択を採用することはクレバーな判断だと思います。

僕の場合は『とにかく雇われて生きていくのがもったいない』と思ったので、自分でビジネスを始めて『雇われずに稼ぐ生き方』の実現を進めていきました。

今の時代はインターネットを使って色々と情報を収集したり、情報を発信することが可能な世の中になっていますから、自分でビジネスをすることのハードルも極めて低いです。

僕はまず副業で『ブログ』を始めましたが、働き方が変われば、収入も時間の使い方も属する社会も何もかも変わっていくので、人生を本気で変えたいのなら『働き方を変える』ことでドラスティックな変化が期待できます。

勉強をする

勉強をすることで知識や情報の幅が拡がり、それを繋ぎ合わせるための思考の幅も拡がります。

思考が自由になれば精神的にも自由になれるし、それに伴って、今まで見てきた世界の見え方も確実に変わっていきます。

勉強は学生の時にするものという印象を持つ人も多いですが、本当に人生を豊かにしている人は常に学びを大切にしていますし、そのために勉強の時間を確保しています。

僕は上述の通り自分のビジネスを始めたこともあり、ビジネスに関する学びが中心でした。(マーケティングやコピーライティングや広告など)

勉強は誰でも簡単に始められる冒険です。勉強を始めることで見たこともない景色に触れることができるし、自分の世界をどんどん拡げていくことができます。

今の人生に納得がいっていないなら、少しでも理想だと感じられる世界に近づくための勉強に時間とお金と労力を惜しまないことが大事です。

自分が属するコミュニティを変える

人生を変えたい

よく『自分の年収は自分の身の回りにいる5人の平均年収に収まる』って言われますが、それもごもっともな話ですよね。

人の生き方や仕事観や価値観は周りの影響を受けやすいものですが、僕が会社員だった頃は『身の回りにいる5人』は職場の同僚や先輩でした。

今の『身の回りの5人』は起業家仲間だったりスタートアップ系の企業で働いている仲間になるんですけど、やっぱり普段接する人が変われば、入ってくる情報も価値観も常識も何もかもが違ってきます。

会社員時代の飲み会のトークテーマは、それこそゴルフかキャバクラか社内政治かスマホゲームのことばかりでしたが、起業家仲間と飲んだ時に話すのはマーケティングやコミュニティ運営の話や、海外旅行や映画撮影をしたいとか夢のある話ばかりで、それこそ『お金』についてもそうですね。

会社員時代はいかにお金を節約するかが話の中心でしたが、今ではいかにお金を稼ぐかがメインです。

自分が属するコミュニティを変えれば、面白いように価値観や常識が変わりますし、入ってくる情報の質も変わってきます。

僕は自分でビジネスを始めた時から、マーケティングや起業術を学ぶコミュニティに自己投資して参加してますが、もし僕が属しているコミュニテイが『会社』だけだったら、一生その会社で働く人の平均値のような人生しか送れなかったと思います。

周りの年収が500万円なら、やっぱり自分の上限もそこだと思ってしまうものです。でも、周りに年収5000万円の人がゴロゴロいると『あ、そういうのも普通にいけるんだな』と思えて、建設的な努力ができるようになるんです。

できないと決めつけるんじゃなくて、できる道筋をロジカルに辿っていくためにも、自分が属するコミュニティを変えてしまうというのはめちゃくちゃ大事だなーと思います。

近い人に目標を宣言する

あと目標を立てたら、それを身近な人に宣言するようにしていました。

僕の場合は

  • 副業実践から4ヶ月以内に一人暮らしの家賃代以上の収益を得る
  • 1年以内に会社の給料以上の収益を得る

というものでしたが、やっぱり目標を宣言することで、自分の叶えたい未来に対してコミットができるんですよね。

だってカッコ悪いじゃないですか。有言した事を実行できなかったら。

サッカーの本田圭佑選手も夢を公言して自分にプレッシャーをかけていくスタイルで有名ですが、やっぱりフワフワと『人生変えたいなー』と思っていても、人生を変えるための現実的な行動に没頭できないんですよね。だから自分にある程度の負荷をかけることは大事なんじゃないかと。

ただ、僕が気をつけていたことは2つあります。

『〜したい』じゃなくて『〜する』と断言系で言う

『会社を辞めたいなぁ〜』とか『痩せたいなぁ〜』とか『○○大学に受かりたいなぁ〜』みたいに『〜したい』という願望系で夢を語っても、あんまり真剣味が生まれないと思うんですよね。

それよりも『絶対に1年以内に会社を辞める』とか『夏までに5キロ痩せる』とか『○○大学の法学部に合格してみせる』みたいに、断言系で語ることで、その目標を達成する上で意識が変革しますし『そのためにどうするか』という具体的なアプローチにフォーカスできるようになります。

夢を叶えたいんだったら願望系じゃなくて、断言系で語るべき。これは基本中の基本だと思います。

別に理解をしてもらおうとは思わない

『目標を宣言する』ことと『目標を理解してもらう』ことは似て非なるものです。

『親や友人に夢とか目標を理解してくれない!』と悩む人は多いですけど、例えば『人生を変えたい』と思っていた場合、その気持ちを親が理解してくれるかというと普通は理解なんてしてくれないと思うんですよ。

だって、少なくとも親は『私がこの子を育てた』という自負があるわけで、そんな子どもが『人生を変えたい』なんて言い出したら、別にそんな気がなかったとしても『私を否定された!』みたいな気持ちになるじゃないですか。

あと友だちにしてもそうです。

人は基本的に友だちのことを『自分と同じステージにいるやつ』と思っているので、そんな友だちが『人生変えたい』とか言い出したら『今の自分がいるステージを否定された気がする』ものだし、『自分だけ置いていかないで』っていう気持ちにもなりますよ。そりゃ。

だから、別に理解してもらおうとかは思わなくていいので、単純に宣言だけすればいいと思います。

最後に

この記事では『人生を変えたい』と強く願った僕がとった6つの行動についてお伝えしてきましたが、大事なことはそれらを『スピード感を持って実行に移すこと』です。

僕の経験上、人生とは緩やかに変わっていくものではなく一瞬のうちに変わってしまうものです。

緩やかに変えていこうとしても、今までの自分の常識や周囲の環境の妨害を受けて、なかなか思うように変われないものです。

しかし、一気にドラスティックに変えてしまおうとすれば、あらゆる妨害を受ける間もなくなります。

人は過去に一貫した行動を取りたがる傾向もありますが、変化をしないことで幸せに近づけないことも多々あると思います。

そういう時は、変わることを漠然と恐れるのではなく、変わった先にどんないいことがあるのか、どういう風に人生を変えたら幸せになれるのかをとにかくリサーチしてあげることをオススメします。

僕も『自分と違う価値観を持つ人の思考に触れる』ことから始めましたが、情報量が多くなればなるほど、不安材料も小さく明確にすることができます。

人生って変えようと思えば、意思と行動次第で案外サクッと変えられるものです。

ぜひ『こうなれたらいいな』という本心に素直になって、確実に一歩を踏み出してみましょう。

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