情報発信ビジネスとは?やり方や収益源の仕組みをわかりやすく解説

情報発信

情報発信ビジネスという言葉を聞いたことがありますか?

インターネットビジネスや副業について調べていると、時々「情報発信ビジネス」という言葉を目にして、「情報発信ビジネスって何?」とか「普通のブログとかアフィリエイトとかとは何が違うの?」って思われることがあるかもしれません。

そもそも「情報を発信する」って言われてもよくわからないし、それでどのように収益化していくかもいまいちイメージができないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では「情報発信ビジネス」の仕組みや収益化の流れなどをわかりやすく解説していきます。

情報発信ビジネスとは?

情報発信ビジネスとは、ブログやSNS、Youtubeなどの媒体を使って情報を発信することで収益化していくビジネスモデルのことです。

そして、主に情報(無形のサービスやコンサルティング、教材、オンラインサロンなど)を販売して利益を得ます。

  1. 自分からブログやSNS等を通じて積極的に情報発信をする
  2. 見込み客になりうる人に自分の存在を認知してもらい興味を持ってもらう
  3. 見込み客との間に信頼関係を築いた上で商品を販売する

要するにこういう流れで情報発信ビジネスは展開していきます。

このような情報発信ビジネスが可能になった背景として、インターネットの普及に伴うマーケティングの変化があります。

WEB時代以前のマーケティング

インターネットが人々の生活に根付く前の「ビジネス」をイメージしてみてください。

それは「商売」という表現の方がイメージ的に近いかもしれませんが、まず「販売する場所」はリアルな店舗が中心でした。

通販やテレビショッピングという販売チャネルもありますが、基本的には有形の商品を有形の場所(独自販売店や代理店)で販売するのが主でした。

また情報の在り方も今とは違い、テレビなどのマスメディアが一方的に情報を送るのが状態だったので、いわゆる「流行」をマスメディアが操作しやすく、たくさんの人々が同じような需要を持ち、同じようなものを欲しがっていました。

WEB時代以後のマーケティング

一方で、インターネットが人々の生活に根付き、スマホやソーシャルメディアに親しむ人がほとんどになった今の時代では、ビジネスの形も大きく変わってきました。

Amazonや楽天などインターネット上で商品を買うことも普通になりましたし、電子書籍やゲームのDLC(ダウンロードコンテンツ)など「オンラインコンテンツをダウンロードして購入する」という行動も当たり前になりました。

その結果、商品を手渡ししたり配送することなくとも、世界中の人にお手軽に商品を届けられるようになりました。

また、SkypeやChatworkのようなチャットアプリ、SNSの非公開グループ機能を使えば、オンライン上でコンサルをしたりセミナーを開催したり、コミュニティを作ることも可能になりました。

また国民総情報発信者化が進んだことで、受け取ることのできる情報も多種多様になって、人々が興味を持つものも個人差が大きくなっています。

したがって、今は「情報発信をして自分のファンを作り、価値提供していく」という流れが非常に簡単になっています。

WEB時代以前は巨大な資本力のある企業が勝ちやすい状況でしたが、今は個人でも自分の市場を作り、価値提供してファンを作るということが可能になっていて「これほど起業しやすい時代はない」と言っても過言ではないのです。

情報発信ビジネスの収益源の仕組みは?

情報発信ビジネス

顧客からのダイレクト課金

自分で作った商品(サービス、コミュニティ)に対して、お客さんから直接お金を払って購入してもらうのがひとつです。

今ならセールスページもインターネットを使えば簡単に作れますし、Paypalのような決済代行会社を通じてオンライン決済の仕組みを作ることも簡単なので、インターネット上で集客から販売までのセールスの一連の流れを完結させることができます。

  • ダイエット教材の販売
  • オンラインコーチングの販売
  • ビジネスのコンサルティングの販売
  • 継続課金制のオンラインサロンの販売
  • 電子書籍や音楽のダウンロード

などなど、様々な情報コンテンツやサービスの販売の可能性が考えられます。

メリットは「自分の商品を販売するから、顧客が更に自分のファンになりやすくなること」や「その結果リピーターになりやすいこと」、「値段や条件などを自分で決められること」などがあります。

その一方で、「自分の商品を作るのに時間がかかる」、「市場で需要になるような武器がないと、そもそも売り物が作れない」というデメリットもあります。

アフィリエイトやジョイントベンチャー

自分の売り物がない場合ですが、

  • 他人の商品を紹介する
  • 商品になりうる武器を持っている人と組む

という戦略が有効です。

他者の商品を紹介して成果に応じた報酬を受け取る『アフィリエイト』はWEB時代以後のマーケティングで市民権を獲得しましたが、自分自身に売り物となるような武器がない時点では非常に効果的です。

僕自身も起業を始めた当時は、ブログにアクセスを集めて、そこに広告を載せておいて広告報酬を得るという手法で1ブログあたり月収20〜30万円の収入を得ていました。

参考:副業のブログアフィリエイトで月収10万円を稼いだ方法と当時の裏話をまとめてみた

ただ、アフィリエイトの場合は「リピーターを増やせないので新規顧客に収入を依存する」、「自分のファンが増えづらい」、「単価をコントロールできない」、「承認率の変動や広告終了など自分で収入源をコントロールできない」という懸念点もあります。

したがって、アフィリエイトを収入源の一つとする場合でも、自分でビジネスの主導権を握られるように顧客からダイレクトで課金されるようなビジネスモデルも構築していくことをお勧めします。

また、コンテンツホルダーとジョイントベンチャーするという選択肢もあります。

売り物を持っている人けど売り方がわからなかったり集客力がない人と組んで、自分がマーケティングや集客を担当するということですが、情報発信力が高まっていれば誰かと組んだり誰かの商品を紹介することで売上を伸ばすことも可能です。

これからの時代においてビジネスでの成功を目指すのであれば、情報発信のスキルを高めることは非常に効果的ですね。

リアルビジネスへの集客目的

美容院や飲食店など実店舗のビジネスをしている場合、ブログやSNSを通じた情報発信を通じて来店を促すことも効果的です。

例えば、僕が今お世話になっている税理士事務所を見つけることができたのは、確定申告に関する情報をネット検索したのがキッカケでした。

当時、副業の確定申告が会社にバレないようにするにはどうすればいいのかを調べていた僕は、求めていた情報をYouTubeで丁寧にわかりやすく解説をしてくれていた動画に出会い、その動画を投稿していた税理士の方の無料相談を受けることにして、最終的にスポット契約を結ぶことにしたのです。

また、数年前からLINE@を登録したり、商品をハッシュタグ付きでインスタに投稿したらクーポンを提供するような飲食店や美容院も増えていますね。

以前であれば、ホットペッパーなど広告媒体を使わないと新規集客が叶わなかったのが、今では独自で情報発信をして(あるいは顧客に情報発信させて)新規集客を行うことも容易になっています。

情報発信ビジネスのやり方・始め方

情報発信

基本的に情報発信ビジネスを行っていく際には『集客 → 教育 → 販売』というDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)の原則に沿って進んでいくことを推奨します。

つまり、見込み客を集めてきて(集客)、見込み客との間に信頼関係を築いていって(教育)、見込み客が欲しいと思うような商品を販売する(販売)という流れを作っていきます。

集客:ターゲットとなる読者を集めてくる

まずは見込み客が集まるような集客媒体を作っていきます。

  • ブログ(独自ドメイン)
  • アプリ
  • SNS(Twitter、Facebook、Instagramなど)
  • YouTube

などなど、自分の存在を認知してもらうための集客媒体を整えていきましょう。

特に絶対に取り組んだ方がいいのが独自ドメインブログで、SNSのように外部のプラットフォームに依存するのは削除などのリスクがあります。だから独自のプラットフォームであるブログを中心にしつつ、それを補完する形でSNSなど他のメディアを活用していくといいですね。

そして、集客媒体に集まってくれた訪問者を教育媒体(メルマガやLINE@など)に誘導して登録をしてもらいます。

ブログへのアクセスは向こうから行動を起こしてくれないと情報を届けることができませんが、メルマガやLINE@に登録をしてもらうことで、こちらから能動的にアクションを起こすことができるためです。

教育:読者との間に信頼関係を構築する

次は集まってくれた読者との間に信頼関係を構築していくと同時に、読者に対して新しい学びを提供していきます。これを『教育』と言います。

出会ったばかりの人に「この商品すごくいいから買ってよ!」と言っても、普通は良い反応が得られません。

だから「出会う」と「セールスをする」という2つのフェーズの間で、読者との間にしっかりと信頼関係を構築し「もっとこの人から価値を受け取りたい」と思われるようになるべきです。

その際には、ただ役に立つ情報を提供するだけでは不十分で、それだけではただの役に立つ人で終わってしまいますし、本物のブランドを体感してもらうことはできません。

大事なことは「もっとこの人の提案する世界(=理想)に近づきたい」とか「この人じゃないと意味がない」と思ってもらうことです。

そんな教育をステップメール(自動配信型のメールマガジン)等で行い、ガンガン自分のファン(=理念や理想に共鳴してくれる人)を増やしていきましょう。

販売:読者と共有した『理想』に近づくための商品を案内する

信頼関係を構築した読者とは『共通の理想』で繋がれるようになりますが、まだ読者はその理想には到達していないし、理想からは程遠い場合もあるでしょう。

そんな読者は「理想を手に入れたい」という熱意に満ちていながらも、どうすれば理想に辿り着けるかわかっていなかったり、より効果の高い方法を求めているわけです。

例えば、ボディメイクをしてEXILEのメンバーのような理想の身体を手に入れたくて仕方がないけど、今までに筋トレやダイエットに失敗し続けてきて、正しくて自分に合った方法がわからなくて困っているとか。

そういう人に対して、実績十分の専門家が食事の仕方や日常的にできるトレーニングの仕方を密着アドバイスするようなパーソナルサポートを提案したら、その人は喜んでお金を払うでしょう。(実際に僕は、似たような「理想への熱意」から18歳の時にビリーズブートキャンプを購入しました)

セールスとは何かと問われたら僕は迷わずこう言います。

読者と共有した理想に近づくための障壁を取り除くための提案を差し上げることだと。

会社で新規開拓営業の経験があるような人を除けば、何かを売ることへの抵抗が強い人も多いかもしれません。でも「理想を実現するためのツール」を売らないというのは、逆に読者のことを考えれば罪のようなものです。

読者のためになる商品であるならば、自信を持ってちゃんと真面目にセールスをしましょう。

情報発信ビジネスを実践するメリット

情報発信

自分のブランドを高めることができる

情報発信ビジネスをするということは「自分をブランド化しながら収入を稼ぐ」ことになります。

それはつまり「自分自身の存在価値」を高めながら、人からの感謝を集めつつ、価値提供をしてお金を稼ぐことができるということです。

自分にしかできない仕事をしたいと考える人は多いですが、本当に自分にしかできない仕事というのは、自分を唯一無二のブランドとして機能させながら「あなただから意味がある」と顧客から言ってもらえるような仕事のことではないでしょうか。

自分のブランドを高めることができれば、向こうから仕事が舞い込んでくるし、自分に高い価値を提示してくれる人がどんどん増えていくことになります。

だから、新しくビジネスを始めたいなら「自分をブランド化させる仕事」としての情報発信にトライするべきです。

収益力と利益率が高い

「誰でもできる仕事」は時給も安くなるけど「誰でもできない仕事」は時給も高くなるのは、この社会の原理原則です。

そして「情報発信」は自分を絶対的なブランド化していく仕事なので、当然ながら時給は高くなります。

なぜ人々はリッツカールトンやルイ・ヴィトンやドン・ペリニヨンに高いお金を払うのか。答えは「それに強いブランド価値を感じているから」です。

また今では色んな情報発信の媒体が安価で使用できます。

僕の例でいうと、ブログメディアを作るのにはドメイン代とサーバー代がかかりますが、たかだか年間で1万円程度ですし、YouTubeやSNSに関しては無料です。

動画だってスマホがあれば簡単に撮影できるし、コンサルティングをする時に使用しているSkypeも無料。決済代行サービスは手数料がかかりますが、基本的にはそれくらいです。

また社員を雇ってビジネスをしているわけではないので、基本的に売上の全てが自分のものになります。

収益力が高くて利益率も高いからこそ、ビジネスの結果(=稼ぎ)を求めるのなら、情報発信ビジネスはオススメです。

自分で働き方をコントロールできる

これもすごい大事なことですが、情報発信ビジネスは「自分がプラットフォームになる働き方」です。

それはつまり「自分で働き方をコントロールできる」ことを意味します。

あまり忙しくしすぎるのが嫌なら単価を上げてクライアントの数を絞ってもいいし、顧客の質を高めたいなら売りたくない人には売らなければいい。

プラットフォームを外部に依存したり、他人の価値を使ってビジネスをするのは、長い目で見たらリスクが大きすぎます。

例えばサイトアフィリエイトだけやっていても、広告主から関係を切られたり広告が終了したら即終わりだし、他人の商品に価値に乗っかるだけのビジネスでは不安定です。

サイトアフィリエイトや輸入転売のようなビジネスは収入源のひとつとして機能させる分には素晴らしいビジネスモデルだとは思います。

だけど「資産」になるような働き方ではないし、自分で自分の働き方や収入を本当の意味でコントロールできるわけではないんじゃないかと。

自分をプラットフォームにする働き方を軸に据えることで、自分の資産価値を高めながら働くことができるのです。だから長期的に見たときの美味しさを考えると情報発信はやらない理由がないわけです。

人との出会いに恵まれる

情報発信をすることで得られる資産は「お金」だけじゃありません。

人との出会いに恵まれやすくなることも情報発信の大きな魅力で、結局のところビジネスって「人間関係」だと思うんですよ。

僕も情報発信やコンサルティングを始めてからは、多くのクライアントに恵まれて、付き合いの古いクライアントはもう「同志」のような存在です。

また自分がやっていることを積極的に発信することで、

  • 同じようなことを頑張っている人
  • 同じような心意気を持って生きている人
  • 自分の武器を必要としている人

との出会いが増えるようになります。

例えばブログを運営している人が独りでブログ収益化に励むだけでなくて、「ブログ運営論」も発信するようになれば、WEB集客に悩んでいる起業の社長さんや個人事業主の人から「教えてほしい」と連絡が来るかもしれません。

自分の持つ強みやリアルタイムで取り組んでいることを積極的に情報発信することで、人との出会いに恵まれるようになりますが、人が集まってくる場所にはお金も集まってくるというのはこの世の原理原則です。

精神的に幸福度の高いビジネスができる

誰かに依存することなく、自分の存在価値を高めていきながら、収益性の高いビジネスが構築でき、人との出会いにも恵まれる。

こんな状況が実現できれば、あらゆるストレスの種からは解放されますし、幸福度や精神的な充足感の高いライフスタイルを送ることができますよね。

結局のところ「精神的に満たされている」っていう状況を作ること以上に大事なことってないと思うので、そういう状況を作ることができるというのが、情報発信ビジネスに取り組む最大のメリットかもしれません。

情報発信ビジネスは初心者でもできるのか

基本的に「情報発信ビジネス」はそれ自体がひとつのノウハウや手法というわけではなく、商売をどのように定義するのか、その定義のひとつで商売における哲学のようなものだと思ってください。

だから何か売り物になるような武器があって、その武器をベースに理想的な未来像を示すことができるのであれば、どんどん情報発信をして「集客 → 教育 → 販売」という流れを進めていけば良いです。

もし自分に「そんな誰かに価値提供ができるような武器がない」と感じるのであれば、まずは他人の商品を紹介(アフィリエイトやコンテンツホルダーとのJV)をしながら「情報発信力」を高めていけば良いです。情報発信力があるというのはそれだけで最強の武器になりますので。

武器があるのなら、その武器をベースに情報発信をする。武器がないのならまず武器を作りながら情報発信力を高めていく。

それがブランド型起業の王道ルートですし、僕も実際にそうやってきて、何人もの起業家志望者や情報発信力を高めたいスペシャリストに道をお教えさせていただきました。

ぜひ、あなたも誰でもできて他者の価値に乗っかる仕事ではなく、自分の価値を高めるような働き方を実現していきましょう!