嫌いなことは努力できない? | 好きになるためのコツや方法をシェアしようと思う。

嫌いなこと,好きになる

人生は僕らが思っている以上に短い。だから僕らの貴重な時間は『嫌いなこと』ではなく『好きなこと』に費やすべきだと思う。

基本的に僕はそう考えています。

でも、好きなことしかやらずに生きていくのは物理的に不可能なケースも多いし、そもそも『好きなこと』の中に嫌いなことが内包されていることも多いんじゃないだろうか。

例えば、僕はサッカーが好きだけど、フィジカルトレーニングや走り込みは死ぬほど嫌いでした。少なくとも、先輩やコーチからの評価が下がることと天秤にかけて『練習をサボる』方を選んだことも多々あるくらいには。

だけど、好きなサッカーを追求するためにはフィジカルトレーニングや走り込みは必須だし、人生では『嫌いなことをすべて避けて好きなことだけ追求する』のは多分無理なんだと思います。

それに『目先の好きなことをやる』のと『理想の未来を手に入れる』のはまた別問題で、目先の好きなことばっかり追いかけてたら理想から遠ざかっていくのもよくあること。

理想を掴むためには、そのために『やりたくないこと』や『嫌いなこと』を乗り越えなくてはならないのが人生なら、嫌いなことを好きにできたら最強なんじゃないか。

好きなことは自然と頑張れるし(っていうか『頑張る』っていう感覚もなくなる)、『嫌だなぁ』とか『憂鬱だなぁ』と思いながら取り組んでいても良いパフォーマンスが出せないから。

ということで、今回は『嫌いなことを好きになるためのコツや努力』をシェアしていきます。

1.嫌いなことに関する情報量や知識を増やす

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おそらく遺伝子的に、人は『よく知らないもの』を警戒したり嫌ったりし、『よく知っているもの』に愛着を感じたり好きになるんだと思います。原始時代など『気を抜けば生命が脅かされる』時代は、未知なものって恐怖の対象であるべきじゃないですか。

よく知らないものは警戒するように、人は本能的にプログラミングされているんだと思います。

そして多分、あなたが今嫌いなもの(あるいは人)って『そんなによく知らない』んじゃないでしょうか?

僕も『嫌いだったもの』の情報量を増やすことで、その対象がだんだんと好きになっていった経験がたくさんあります。

例えば、お酒。大学に入ったばかりの頃、僕はお酒がほとんど飲めなくて、酒に酔って暴れる人も大嫌いで、『酒という概念がこの世から消えてしまえばいいのに』と本気で思ってました。

だけど、酒が飲めないとなんだかんだ苦労するだろうってことと、なんだかんだで『お酒が飲めない自分』にコンプレックスがあったりもして、克服しようとした僕がしたことは『お酒のパックとか瓶に書いてある説明文をひたすら読むこと』でした。

例えば『清洲城 信長 鬼ころし』のパッケージにはこのように書かれてます。

日本名水百選のひとつ 清流木曽川水系の良質水と厳選された酒造好適米、そして伝統の技とバイオの最新技術が生かされた酒づくり工程…清洲桜醸造のお酒はこうした万全の体制でつくられています。

どうですか?

なんかもう『清流木曽川水系』の時点で、清らかな川の映像が浮かんできて『もしかして美味しそうかも…』ってなってきませんか?

ちなみに僕はビールも苦手だったんですけど、『ビールの作り方』を勉強したら飲めるようになりました。逆に『どうやって作られたか謎』なものは今でも食べたり飲んだりすることができません。

他にも学校の勉強が嫌いだったけど、テスト勉強で色々と単語の意味とかロジックを覚えていくうちに、だんだんと好きになっていくとかありませんか?

僕は何気に『ガス主任技術者』という何の役に立つのかよくわからない資格を持っているんですけど、やっぱり勉強していくうちに『ガス工事』に対して何となく愛着が湧いてくるものです。

人間関係も同じで、その人のことをよく知れば知るほど、その人に対して親密さや愛情のような感情が沸き起こってくるものです。

嫌いなものを好きになるためには、まずその対象についての情報量を増やして、そのことについて詳しくなる!

これはかなり効果的です。まぁ『勉強しようよ!』ってことですね。

2.嫌いなことを得意になる

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ちょっと1番目と似てますが、『好きこそ物の上手なれ』ということわざもあるように『好きなものは自然と無理なく、たくさん練習することができるから得意になりやすい』という摂理がありますよね。それと同じで『上手なことは好きになりやすい』んじゃないかと僕は思っております。

自分が上手くできないことは、やっていても面白くないし、『自分の至らなさ』を痛感せざるを得ないため、大きな苦痛を感じてしまうこともあるでしょう。

子どもの頃に、初めて自転車に乗った時や初めて鉄棒に挑戦した時のことを思い出してみてください。

きっと全然できなくて、泣きじゃくっていたんじゃないかと思います。

だけど、何度も何度も練習して、それができるようになった後、苦手意識が取り除かれたことによって自転車も鉄棒も好きになった経験を持つ人はとても多いはずです。

だから『嫌いなこと』があって、でも自分の理想の未来を実現するためにそれを乗り越えることが必要な場合、そもそも本当に『嫌い』なのか、単に『苦手意識があるだけ』なのかどうか考えてみてください。

苦手意識を持っている場合、その対象自体が本当に嫌いなのではなく、『恥をかきたくない』とか『惨めな思いをしたくない』といったように、意識が外ではなく内に向きすぎているのが原因ってこともよくありますからね。

いずれにしても、人は自分が上手くやれるものは好きになりやすいです。

まずは嫌いでも何でもいいから、得意になるための練習を積み重ねれば、できることも少しずつ増えていって『好き』へと変わっていくものですよ。

3.好きな人と一緒にやる

嫌いなこと,好き

『何をやるか』よりも『誰とやるか』の方が大事。

そういう意見もよく聞きますが、実際にその通りだと思います。

リクナビNEXTが公開している『退職理由の本音ランキング』でも、1位は『上司や先輩の仕事の方針が気に入らない』、3位に『同僚や先輩との仲が上手くいかない』となっていて、仕事内容そのものの不満よりも、人間関係の問題から人生のフィールドを変えている人の方が遥かに多いのです。

好きな人と一緒にやれば、どんなことでもそれなりに楽しく思えてくるものですし、嫌いな人と一緒にやれば、どんなことでも何となくつまらなく思えてしまうものです。

何か嫌いなことにトライしなければならなくなった時は、一緒に切磋琢磨しながら取り組めるように友だちを誘ってみてもいいですし、何か共通の目的意識や理念を持った仲間に出会えるようなサークル、コミュニティに飛び込んでみるのもオススメです。

もちろん、それが馴れ合いになってしまってはいけませんが、『好きな人と一緒にやるから楽しい』という状態になっていけば、いつしかその物事に対する情報量や知識も増えるし、自然と得意になっていくものです。

そうすれば、好きな人と一緒にやらなくても、その『嫌いだったもの』に対する拒絶反応もなくなり、むしろ好感を持てるようになっている可能性も高いですよ。

4.好き嫌いに関係なく習慣化してみる

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そもそも『行動をするときに感情に左右されない方がいい』というのも一つの有効な考え方です。

『これをやれば理想の未来に近づける』とわかっているのに、自分の一時的な感情がブレーキになって行動できないのは非常にもったいないこと。

『将来は医者になりたい!』という夢があるのに、『勉強は嫌いでゲームは好きだから』という理由で、受験勉強から逃げていても理想の未来には全く近づくことができないですから。

人は『習慣化したもの』は感情に左右されず行動できるようにできています。

習慣になるまでは大変かもしれませんが、一度習慣になってしまえば、何のストレスもなく行動を起こせるようになりますし、むしろ『やらない方が気持ち悪い』とすら思えるようになるのです。

『やる気があるから行動できる』、『好きだから行動できる』と、感情が行動を起こす要因だと無意識で考えちゃう人は多いですが、行動と感情は分離させて考えてあげてもいいのではないでしょうか。

そうではなくて、行動した結果として、やる気が漲ってきたり、その対象が好きになったりするのです。

だからこそ、感情には関係ないところで行動を継続することが重要で、そのためには『習慣化』が必要になってくるわけです。

習慣化するまでが大変かもしれませんが、それはもう『うだうだ考えずやる!』という割り切りをした方が精神的にも非常にラクですね。

5.嫌いなことの中にある好きな部分にフォーカスする

嫌いなもの,好きになる

 

好きなことの中にも嫌いな要素があるように、嫌いなことに取り組むとき、その全てが嫌いということではなく、何かしらの『好きになれる要素』が含まれているものです。

例えば、勉強が好きじゃなかったとしても、今まで解けなかった問題が解けるようになったとか、『今日は3ページ分の英熟語を覚えよう!』といったように、自分で決めた目標を達成できたとか、『勉強をすること』の中の一部分を好きになれれば、自然と『嫌い』という感情も薄まっていきます。

『嫌いなもの』の中にある好きなポイントに意識が向けば、それと向き合うことへの抵抗感も減るし、それ自体も好きになっていくものです。

すごく苦手だった先輩や上司の良い一面に触れたとき、その人のことがむしろ好きになっていた…なんてことは良くある話ですよね。

ただそれをするためには『嫌いなもの』を漠然としたイメージで捉えるのではなく、ちゃんと嫌いなもののことを知ろうとしないと、そもそも『好きなポイント』に気づくことはできません。

だから、まずは情報量を増やしてみることですね。

好き嫌いっていうのは結局のところ、自分の先入観による主観的な定義でもありますので。

あんまり好きじゃない食べ物でも、実はめっちゃダイエットにいいって言われたら、ちょっとは抵抗もなくなるでしょ?

6.もっと大きな次元で捉えてあげる

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何かが嫌いで努力ができないという場合、その嫌いなことを単体で捉えてしまっているケースが多いです。

もっと大きなスケールで捉えてあげて、『嫌いなこと』を乗り越えた先に待っている未来へ視点をフォーカスしてあげましょう。

僕の場合、高校時代まで努力という努力が嫌いで、特に勉強なんて本当にやりたいという気持ちが1ミリも起こりませんでした。

でも、受験勉強の時には『勉強ができた方が将来はモテるしカッコいいだろう』という邪な気持ちもありましたし、それ以上に『1年間死ぬ気で勉強をすれば、なんか見たことのない景色を見れるんじゃないか』と思って、人生の修行のつもりで頑張ることができました。

嫌いなことそのものにスポットライトを当ててしまうと楽しくないのも当然です。

もっと視野を広くしてあげて、その嫌いなことを乗り越えた先にある未来にコミットしてあげれば、『好きなこと』の一部として嫌いなことも取り組めるようになりますよ。

 

好きか嫌いかっていうのは、結局のところ自分の思い込みによるところも大きいので、ちょっと考え方を変えてあげるだけで『嫌い→好き』へと変換してあげることも可能です。

嫌いなものを嫌いと割り切って生きるのも素敵ですが、嫌いなことが少なく、好きなことが多い人生の方が幸福度は高くなるのではないでしょうか。

そして、最終的には『今』にフォーカスするよりも、『実現したい未来』のためにふさわしい今を選択していく。そういう視点で行動を捉えてあげると、確実に自分の内面から変わっていくことができますよ。