仕事が捗らない時の対処法|自宅を職場にして働く僕が実践してる13のアイデア

「仕事が捗らない」、「なんかやる気が出ない」という日も時にはあると思います。

僕も自宅を職場にして働いている生活が5年ほど続いていますが「今日はめっちゃモチベーションが高いし仕事も捗る!」という日もあれば「なんだか今日は仕事が捗らないし気分も上がらないなぁ」という日もあります。

フリーランスの方など自由度の高い働き方をしている人は特に直面しやすい「仕事が捗らない問題」ですが、できることなら仕事が捗らない1日よりも仕事が捗る1日を過ごしたいですし、その方がスキルアップや収入アップにも繋がるし、何より人生の充実度も増しますよね。

そこで今回は「仕事が捗らない」という問題に対して、独立起業してから自宅を職場にする生活を続けている僕が普段意識して取り組んでいる対処法を紹介していきたいと思います。

大きく分けると

  • 仕事の仕方を工夫する
  • 気持ちのスイッチを入れるためにリフレッシュする
  • 仕事環境にテコ入れをする

この辺りになってきますが、それぞれ僕が具体的にどんなことをやっているかも含めてお伝えします。

参考:頑張りたいのに頑張れない。やる気が出ない+めんどくさい時に考えるべきことや対処法。

目次

仕事の仕方を工夫する

仕事机

やる気が出ないなりに手を動かしてみる

やる気があるから行動できるんじゃない。行動するからやる気が出るんだ。

以前どこかで聞いたそんなセリフがずっと耳に残っていて、以来その言葉をやる気が出ない時の指針にしています。最初は「捗らないなぁ」と思えていたとしても、不思議と作業をやっているうちに集中力が高まって仕事に没頭できるようになっていくんですよね。

物事はやり始めが一番エネルギーを使うものですし、最初は捗らなくても当たり前。そんな心持ちで仕事に取り組んでみると、時間差でゾーンに入ったかのように仕事が捗って感じられるものですよ。

頭を使わない単純作業から片付けていく

とは言え、まだ頭が働いていない、集中力が発揮できない状態から、クリエイティビティを要する仕事に取り組んでも、思うように仕事が進まないでしょう。

仕事が捗らない時にすべき仕事は「捗らなくてもできる仕事」であり「自分の集中力を高めるための仕事」です。

つまり、事務的にこなせてしまえる単純作業から進めていくといいですね。

受験勉強も同じで、勉強が捗らない時は単語の暗記など、できるだけハードルが低いものから始めて、勉強をしながら集中力を高めていくようにすると、効率よく勉強を進めることができます。

音楽を聴きながら作業をする

賛否両論があるかもしれませんが、僕は無音だと集中できなくて、音楽を聴きながら仕事をしている方がちょうどよく集中できるんです。

予備校に通ってた時にお爺ちゃんの講師が言ってたんですけど「人間は一度に二つのことまで集中できてしまうから、勉強だけしているとついつい携帯を触りたくなったり他ごとを考えたくなる。だから音楽を聴きながら勉強することで、他のことが入り込む余地を無くしてしまった方がいい」と。その言葉が今でも心に残っていて、まずは音楽を聴きながら作業をするようにしています。

そして次第に仕事への意識が更に高まってきて、音楽が邪魔になってきたら音楽を消す…といった感じですね。

とは言え、邦楽だと日本語の歌詞が頭に入ってきて仕事の方の集中力が削がれてしまうので、洋楽のEDMだったりインストゥルメンタルを良く聞いています。

僕は音楽を聴くのが趣味なので「音楽を聴くために仕事をする」みたいなところもあって、仕事が次第に捗ってくると「仕事>音楽」にちゃんと逆転していくので、まずはそういう邪な動機でもいいんじゃないかなと思います。

無理やりアポイントを入れる

それでも「今日は捗らないな…」という日は、無理やりアポイントを入れたり用事を作るようにしています。また僕は事業の一つとして音声通話でのコンサルティングをしているので、「クライアントさんを対象にしたコンサルティングの日」と割り切るようにしています。(自分で生み出す仕事ができなくても、誰かにアドバイスしたりコンサルティングするのは問題なくできるものなんですよね)

そうすることで時間が区切れますし、その結果として空き時間を有効活用しようという意識も働きます。

デスクワークが捗らない日は、身体を動かしたり人と会ったりする日に変えてしまうといった具合に、仕事の内容でテコ入れしてみるのもオススメですね。

リフレッシュして気持ちにスイッチを入れる

リフレッシュする人

本を数ページ読む

「捗らない」をより具体的に言い換えると「アウトプットが捗らない」になることって頻繁にあると思います。そんな時は良質なインプットに触れることで、かなり頭の中がほぐれて、自然にスッとアウトプットができたりするものです。経験上。

別にガッツリと何時間も読書しなくてもいいから、1ページでも2ページでも、自分が気に入った文章を読んでみるといいですね。

僕の場合は「頭がこんがらがって思考をシンプルにしたい時」はエッセイ的な読み物を。

どうしてもやる気が出ないなぁという時は心を奮い立たせてくれるような自己啓発書を。

コーヒーを淹れる

香りも風味も暖かさも、あるいは席を立って淹れに行くその一手間も、全てがリフレッシュ効果をもたらしてくれる魔法の飲み物。コーヒー。

今はデロンギの全自動コーヒーマシンを使っているので、かなり手間暇に関しては削減されましたが、それでもやはりコーヒーを淹れることで「よし、今から頑張ろう」と気持ちがシャキッとするものです。

ライブ動画を見て圧倒的な熱量に触れる

自分自身のエネルギー量が足りない時は、外部からエネルギーを補給するのも効果的です。映画を見たりスポーツ観戦をするのもいいですが、オススメなのは数分もあれば一気にパワーをもらえるライブ動画。

BGM目的で音楽を聴く時は、歌詞が気にならなくてテンポや曲調がちょうどいい洋楽のEDMが中心ですが、とにかくモチベーションを高めたいときはONE OK ROCKやB’zなど、暑苦しくてパワフルな曲のライブ動画を良く見ます。

身体を動かす

ずっと同じ姿勢で居続けると身体にストレスが溜まってしまうし、気持ちよく仕事をすることもできません。時折、身体を動かしてみることで、身体の中のめぐりが良くなるし、脳が活性化された感覚を手にすることができます。

また日光や澄んだ空気に当たることもオススメなので、煮詰まったら、軽く外を散歩してみたりすると、新しいアイデアが浮かんだり「もっと頑張ろう」という気持ちになれたりします。

僕の場合は少し疲れたら、ジムのトレーナーに教えてもらった背筋のトレーニングを3分ほどやって、またデスクに戻ります。やる気の回復と肩コリの防止にもなって一石二鳥です。

少しだけ仮眠をとる

どうしても集中ができない時や疲れてしまった時は、少しだけ(5分〜15分程度)の仮眠を取るといいです。

僕もよく昼時になるとホットアイマスクを着用して仮眠をとりますが、程よくリフレッシュできて疲れも取れるのでオススメです。

ただ、仮眠の時間があまりにも長くなると逆に疲れが溜まってしまうのと、ベッドで横になるともう仕事に戻ってこれないので(笑)、あくまで「小休止」くらいな感覚で休みを取ってあげるといいですね。

近い価値観を持つ仕事仲間と話す

僕は毎月定期的にクライアントや仕事仲間と直接会う機会を設けて情報交換や対面コンサルティングをしていますが、リアルで話した時間のあとってアドレナリンが活性化されるというか「うぉーやるぞ!」といった感覚になれるんですよね。

またクライアントとの音声通話でのコンサルティングを終えた後も同様にエネルギーが満ち足りた感覚を持てるので、頻繁に「価値観が近い仲間と対話する」という時間を設けるようにしています。

ライバルの存在があってこそ人は刺激を受けて成長できるはずです。ぜひ互いを高め合えるような関係性を構築できる誰かとの交流は大事にしてみてください。

仕事環境のテコ入れをする

作業環境

デスク周りを整理する

テスト勉強前に片付けや掃除を始めてしまうことは、集中力がない人の悪い例として取り上げられることが多いですが、自分の視界に入る景色が整っていることは、集中して仕事をするために必要な要素だと思います。

逆に視界がとっ散らかっていると、集中力が分散されてしまう可能性が非常に高いので、できるだけ仕事をするデスク周りは整頓しておくか、そもそも何も物が無い状態を保っておくと良いです。

また仮にデスク周りに物が散らかっていて仕事が捗らない場合、それらを片付けて視界をクリアにするだけで一気に仕事が捗ることも多いので、ぜひお試しください。掃除をすることは自分の頭の中をクリアにする効果もありますので。

髪型や服装を整えてみる

特に在宅で仕事をしていると、どうしても髪型や服装などもラフになりがちですが、人は見た目に合わせて所作を変えたがる生き物です。なんだかやる気が出ないなぁという時は、とりあえず服を着替えて髪型をセットしてみるといいです。

少なくとも「これで銀座や青山を歩いても恥ずかしくない」というくらいは基準にしてもいいと思うし、男性ならセットアップがオススメです。簡単に気合を入れることができます。

こちらのAi(@Ai_Fujisaki1217)さんのツイートにもあるように、女性の場合はワンピースがオススメとのことです。

仕事をする場所を変えてみる

それでも集中ができない、仕事が捗らない時は、仕事をする場所を変えてみましょう。

近くのカフェに移動してもいいですし、僕はよく仕事場として利用している部屋からMacbookだけ持ってリビングやダイニングに移動して仕事をすることがあります。目の前の景色が変わるだけで、頭の中や身体のモードも変わるような感じがして、簡単にスイッチを入れることができるんですよね。

会社員の方の場合はなかなかそういうわけにもいかないかもしれませんが、スイッチを入れるために視界を変えるという考え方は参考にしていただけるのではないかと思います。

最後に

今回は仕事が捗らない時の対処法というテーマで、僕が普段意識的に実践している13の方法を記事にしました。

13個と多くなってしまったのは、それだけ「仕事が捗らない」ということに僕自身も悩んできた証かもしれません。ただアスリートが試合に合わせてトップフォームへと持っていくように、ビジネスマンも「仕事が捗る状態」を意識的に作り上げていくのは、もはや当然のことではないかと思います。

それに何と言っても、仕事が捗った日の方が、捗らなかった日よりも気持ちよく眠れます。

特に自宅を職場にされている方には参考になる記事になったのではないかと思います。ぜひ少しでも参考になれば幸いです。

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