サラリーマン時代、休日が終わってしまうのが本当に怖かった僕は、いつしか休日が訪れることにすら恐怖心を感じるようになりましたし、休みが始まる前から休み明けのことを考えて憂鬱な気持ちになっていました。
年末年始やお盆休み、ゴールデンウィークのように1週間くらいの休みがあったとしても「どうせ1週間後には終わってしまうのだから…」と全くウキウキした気持ちになることもできず。
そんな生活が続くと流石に心も病んでしまうので、僕は「いつでも働けるしいつでも休めるライフスタイルを実現させよう!」と決意し、まずは副業を始めて、そちらが軌道に乗ってから独立起業しました。
そこからは、365日働いているとも言えるし、365日休んでいるとも言える毎日が実現し、幸いなことに収入的にも会社員時代の10倍以上を稼げるようになっています。
もし休みが終わってしまうのが怖くて連休をそのものを楽しめないのなら、働き方そのものを見直してみることをオススメします。
休み明けの会社が嫌なのは普通だけど…
ただ「もうすぐ連休も終わりかぁ。明日から会社に行くのが面倒だなぁ」と感じるだけの状態と、本当に連休後のことを考えると憂鬱しか感じない状態は、似てはいれど大きく非なるものです。
会社に行くのは誰だってめんどくさい
正直、誰だって多かれ少なかれ連休が終わって会社に行くことを思うと「めんどくさいなぁ」と思うものでしょう。
僕も小学校〜高校までは、普通に学校に行くことが嫌いだったわけではありませんが、3連休明けとか夏休みや冬休み明けは憂鬱な気分になったことを覚えています。(高校は部活の練習とかで長期休暇が嫌だったものですが)
つまり、休みが終わることに対してネガティブな感情を持つのは普通だということです。
休み自体を楽しめなくなってしまったらマズイ
ただ、休みが始まる前から(あるいは休みの途中あたりから)、休みが終わることを思って絶望を感じるのは毛色が違うしかなりマズイことです。
僕も社会人1年目〜2年目くらいにメンタルが不調になり「休みが終わる絶望を味わうくらいなら休みなんて来なければいいのに」と本気で思っていました。
仮に10連休があったとしても、長期休暇の半分が過ぎる手前くらいから1日1日が減っていく絶望感に襲われて辛くなるのだとしたら、その現状を変えていく必要があります。
趣味や遊びを全力で楽しめないのも危険な兆候
また休みの日の過ごし方にも心の調子は表れると僕は思っていて、例えば僕の趣味のひとつに「フェスに行くこと」があります。
ただ会社員時代はフェスに行こうという気力が一切起きず、その理由は「どうせフェスに行っても終わったら現実が待っているから」でした。
辛い現実と楽しい時間のギャップに襲われるくらいなら、最初から楽しい時間なんて過ごさない方がいいという心理です。
休みの日に趣味や遊びを全力で楽しめなくなる。それも心が発信するSOSのサインだと捉えてあげるべきですね。
休みが終わるのが怖いなら働き方を見直すべき
休みが始まったばかりから休み明けのことを考えて憂うつな気持ちになったり、休みそのものを楽しむことができなかったり、休みの日に好きなことを全力で楽しめないのは非常に危険な兆候です。
休みが終わる絶望感は働き方に不満があるから
もし職場に満足をしていれば、多少は「連休明けの仕事めんどくさいなぁ」とか「会社に行くの嫌だなぁ」と思うことがあるにしても、本気で絶望感を感じるようなことには滅多にならないはずです。
休みが終わるのが本気で怖いのなら、それは今の働き方や職場に満足いっていない何よりの証拠。
まずは働き方そのものを見直してみることから考えてみましょう。
今の働き方の何が嫌なのかを考えてみる
会社に行きたくないとか休みが終わるのが辛いという気持ちを更に掘り下げて考えてみましょう。
会社に行きたくないのは、もしかしたら家族と離れる時間が嫌なのかもしれないし、あるいは職場の人間関係が上手くいっていないからかもしれません。
休みが終わるのが辛いのは、このままの人生が惰性的に続いていくことへの得体の知れない恐怖かもしれないし、そもそも決められた時間に決められた場所に通勤するワークスタイルが合っていないのかもしれません。
今の働き方やライフスタイルのどこが嫌だと感じているのか。
ここに正直に向き合ってみましょう。
理想の働き方やライフスタイルをイメージしてみる
今の働き方の問題点をリストアップできたら、それを踏まえてどんな働き方ができたら理想的かを考えてみましょう。
ポイントはとにかく具体的にすることです。
- 午前中に仕事を全て終わらせたい。
- スーツじゃなくて私服で働きたい。
- 営業ではなくオンラインで集客を完結させたい。
- できれば一人でもできる仕事がいい。
ここで抽象度が高くなってしまうと、現実にその働き方を実現させるためのプロセスが難しくなってしまいますからね。
理想を鮮明にイメージするのが難しいなら、やりたくないことから逆算して考えるのもアリです。
参考:やりたいことがない時は”やりたくないこと”から逆算するといい
僕はよく「1年の中での平均的な1日のスケジュール」を考えていました。そのライフスタイルを実現するにはどんな働き方を選択したら良いかと逆算していくイメージですね。
休み明けも怖くない、理想の働き方を作る方法
ここまでで理想の働き方やライフスタイルについてのイメージが湧いてきたら、次はそれを実現させるための行動を起こしていきましょう。
理想を実現している人を探してみる
新しいことを始める時、必ずしも自分が先駆者になる必要はありません。
それよりも既に理想を実現している人を見つけて、その人が辿ってきた道のりをトレースしていく方が効率よく理想への道を進むことができます。
- ネット(検索エンジンやSNS)で調べる
- 本屋にいく(ビジネス書コーナーなど)
- 周りの友人や知人に聞いてみる
この辺りがオーソドックスな見つけ方ですね。
理想を実現している人の近くに行く
理想を実現している人を見つけたら、できるだけその人の近くに行きましょう。
- 本やブログを読む
- SNSでフォローしたりメルマガに登録する
- その人のオンラインサロンに入る
- もっと直接関われる環境に身を置く
上から下にいくにつれて距離感が近くなっているのがわかると思います。
本気で「その人みたいな働き方を手にしたい!」と思うのなら、その人の一番近くに行くことがなんだかんだでベストです。このご時世では現実的に難しいかもしれませんが「付き人」とかはその最たるものですよね。
当然ながら、近くに行こうと思ったらそれなりの犠牲を払うことになります。
ただ、自分のリソースをどこに分配するかで人生は変わるものです。それを踏まえて時間やお金や労力を使っていきたいですね。
参考:社会人1年目の給料を自己投資に使いまくったら人生が激変した話
今からできることを少しでも実践してみる
未来を見据えて、理想の働き方を実現するために行動できるようになってから、休日に対する恐怖心も薄らいでくるようになりました。
僕の場合はアプリ開発から始まり、そこですぐに挫折して、そこからはブログ運営やアフィリエイトなどインターネットマーケティング分野に没頭するようになりましたが、夢や理想を叶えるために没頭できる今があれば休み明けへの恐怖や絶望感も薄まっていきます。
悩んだり病んだりしているような暇がなくなるからです。
「休み明けが怖いなら何か没頭するものを見つけよう!」という意見はよく見かけますが、その「没頭するもの」が理想の未来につながるものでないと「どうせ現実が待ってるし…」とネガティブ思考に引き戻されます。
没頭するなら現実を変えられる可能性に満ちてるもの一択です。
何かひとつのことに集中特化する
どうしても人生が上手くいってない時って、あれもこれもと色んなことを試してみたくなります。
ただ何事もそうですが、継続的な努力がないと何かを身に付けることもできないし、何かを実現することもできません。語学学習やダイエットなどをイメージしてもらえるとわかると思います。
だから「これだ!」と決めたことは最低でも半年くらいは真剣に取り組んでみるといいですね。
最初は上手くいかないしわからないことも多いはずですが、そこで諦めるか続けるかが大きな分岐点になります。
参考:継続力を身につける方法 |継続できない人の特徴と努力が続く人の習慣
会社以外から副収入を得てみる
まずは副業からでいいので、自分のビジネスを持つなどして会社以外から副収入を得てみましょう。
人生における選択肢が少なかったり、ひとつの環境や収入源に依存した状態が続くと、精神的にも余裕がなくなるし自分で自分を追い込んでしまいやすくもなります。
今ならパソコン1台あれば誰でも副業でビジネスを始められる時代ですし、実際に僕も副業で始めたブログで会社の給料を超えたくらいから「会社を辞めてもそっちがあるし」と思えるようになって、自分に余裕と自信がつくようになりました。
まずは副業に取り組んでみることがオススメです。
仕事と休みの境目のない生き方は最高
休みが終わるのが怖すぎて絶望していた時期から5年以上が経ち、今では僕は休みと仕事の境目がない生活を送れています。
365日何かしら働いていて、365日何かしら好きなことをしたりリラックスしたりしています。
そもそも「仕事」とは人生における営みの一部であり、生活と労働を切り離すこと自体がそもそも不自然なことなのかもしれません。
休みが終わることを想像すると辛くて怖くて絶望的な気持ちになる。
そんな時は休みと仕事の境目がない働き方を目指してみるのは、個人的意見ですがめちゃくちゃオススメです。
まとめ:休み明けへの恐怖心は生き方を見直すヒントになる
最後になりますが、休みが終わることに対して感じる恐怖心のおかげで、僕は生き方を見直すことができて、結果として人生を変えるための行動を起こすことができました。
もしそこに対して何の疑問も感じなかったり、違和感を脳内で消化して自己完結してしまっていたとしても、時間差で同じような感情を抱いてしまったり、人生に対して後悔を募らせる結果になったと思います。
休みが終わるのが怖い。休み明けの現実が待っているのが辛い。
そう思うのは必ずしも悪いことではないですし、人生を見直すための貴重なサインと捉えることができます。
人生を変えるのは早ければ早い方がいいです。ぜひこの記事で紹介した流れも参考にしつつ、理想的な生き方や働き方について考えてみて、そして実際に行動を移してみてください。最初はどんなに小さくても構わないので。
またそのための指針となる考え方や具体的な方法は無料メルマガにて解説をしています。セミナー動画も限定でプレゼントしていますので、下のバナーよりぜひお気軽に登録してみてください。そちらでもお会いできることを楽しみにしています!