サーチコンソールからブログのお宝キーワードを選定する方法|実際のデータを見せながら解説します

[TheChamp-Sharing]

ブログを運営していると、ついつい新規記事の更新にばかり意識が向いてしまいますが、過去記事のリライト(修正・追記更新)もアクセスアップのためにはかなり重要です。

ブログの過去記事修正というと、最新の情報に修正したり、内容が足りない部分を補うイメージがあるかもしれませんが、サーチコンソールを利用することで「どんな内容を新たに充実させればいいか」とか「どんなキーワードを追記すればいいか」が明らかになります。

今回の記事では、実際に僕のブログ記事のデータを見ながら、今まで使っていなかったけど新たに入れると効果的なお宝キーワードを見つける作業を実演でご紹介したいと思います。

それなりにブログ運営歴が伸びてきて、記事数も増えてきたけど、サーチコンソールを使って既存記事の分析をしたことがない人は特に必見です!

サーチコンソールでお宝キーワードを見つける実演動画

サーチコンソールで検索クエリを確認するメリット

サーチコンソールは自サイトの情報を幅広く分析できる超優秀なサービスですが、今回使用していくのは「検索パフォーマンス」という機能です。

検索パフォーマンスを使用することで、

  • どのキーワードで検索流入があるか
  • キーワードごとの検索順位
  • キーワードごとの検索表示回数
  • キーワードごとの検索結果画面での記事クリック率

といった情報をキャッチすることができます。

サーチコンソール

これらの情報を参考にすることで、記事をリライトするときの改善すべきポイントも明確になりますね!

サーチコンソールでお宝キーワードを見つけるメリット

一般的にブログ記事を書くときは「このキーワードは検索需要があって、上位表示できればPVが増えるだろう」という考えの元に、検索者思考を想像してキーワード選定を行うと思います。

しかし想像はあくまで想像です。

実際に記事を書いてデータを見てみたら「上位表示されているけど表示回数(検索数)が少ない」とか「上位表示はされているけど、クリック率が低い」といった現実を思い知らされることもあるでしょう。

また逆に「このキーワードでもっと上位表示させられたら更にPVが伸びるのに!」というキーワードを見つけられることもあるはずです。

このようなキーワードを俗に「お宝キーワード」と呼びますが、お宝キーワードを見つけ上位表示させるための施策を取ることで、より集客力と収益性の高いブログへと、ブログをパワーアップさせることが可能になります。

サーチコンソールでお宝キーワードを見つける流れ

それでは実際にお宝キーワードを見つける流れを解説していきます。

1.検索パフォーマンスを開く

まずサーチコンソールのトップページを開いたら、「検索パフォーマンス」をクリックし、「平均CTR」と「平均掲載順位」をクリックし表示させるようにしましょう。

サーチコンソールの検索パフォーマンス

ちなみに用語の意味を解説すると、

  • クリック数:検索結果画面上でクリックされた回数
  • 表示回数:検索結果画面に表示された回数
  • CTR:検索結果画面上における記事のクリック率
  • 掲載順位:記事の検索順位

となります。

優先的に改善する記事を選定する

全ての記事を改善するに越したことはないのですが、効率よく修正していくためにも、まずは記事ごとの優先順位を決めていきます。

僕は割と「アクセスが集まっている記事から直していく」ことが多いのですが(個人的にはそれくらいの感じでいいと思います)、もう少し論理的に改善していくためには、ページごとのデータを見て判断していきます。

サーチコンソールで記事ごとの検索パフォーマンスを確認

検索パフォーマンスを表示させた後に「ページ」というタブをクリックします。

すると記事ごとのクリック数、表示回数とCTRと掲載順位が確認できるようになります。(「クリック数」をクリックすればクリック数が多い順に、掲載順位をクリックすれば掲載順位が高い順に記事が並べ替えられます。)

状況別の記事の改善ポイントは、本記事の後半で解説します。

改善点を記事ページごとに見つける

検索パフォーマンスに表示されている記事URLをクリックするか、ページ上部の「新規>ページ」を選択して検索パフォーマンスを見たい記事のURLを入力すると、個別記事の検索パフォーマンスを細かく確認することができます。

サーチコンソールで個別記事の検索パフォーマンスを確認する画面

「クエリ」というタブをクリックすると、検索キーワードごとの検索パフォーマンスを確認することができます。

これを見ながら、記事で狙うキーワードを修正(or追加)したり、記事の中身を充実させたり、記事タイトルをより魅力的になるように改善していきましょう。

記事ごとの検索パフォーマンスとクエリの画面

検索パフォーマンスの傾向から記事の改善ポイントを考えよう

検索パフォーマンスから記事ごとのクエリを確認すると、いくつかのパターンが分析できるはずです。

その中で、特に修正をすることで効果(PVのアップ)が期待できるのは以下のケースです。

  • 掲載順位が高いけどCTRが低いケース
  • 掲載順位が低いけどCTRが高いケース
  • 掲載順位が低いけど表示回数が多いケース
  • 掲載順位が高いけど表示回数が少ないケース
  • 記事タイトルに使っていないお宝キーワードが存在するケース

それでは順番に改善ポイントを解説していきます。

掲載順位が高いけどCTRが低いケース

掲載順位が高くてCTRが低いということは、そのキーワードで上位表示はされているけどクリックされていないということです。

上位表示されているけどクリック率が低いケース

この場合は「記事タイトルとディスクリプションが魅力的ではない」という原因が考えられます。(あるいは「検索意図に合ってない」という見方もできます)

特定のキーワードで検索をした場合、検索結果画面に表示されるのは記事タイトルとディスクリプション(説明文)です。

記事タイトルとディスクリプション

検索者は記事タイトルやディスクリプションを見て「この記事は自分の検索ニーズを満たしてくれるものかどうか」を直感的に判断します。

そのため、記事タイトルやディスクリプションのベネフィットを強くしたり(あるいは具体的にしたり)、よりクリックしたくなるような文言を入れることで、クリック率を高めていきましょう。

あるいは、検索者視点に立って検索意図を理解し、より検索意図に響くようなキーワードを入れる等のアプローチも有効です。

また記事の更新日を気にする検索ユーザーもいるので、上位表示されている記事はこまめに更新をして、検索結果に出る投稿日を新しくするのも効果的ですね。

注意

例えば、下の画像のように単独ワードなど「検索意図が多岐に及ぶキーワード」の場合は、仮に検索上位表示されてもクリック率がさほど高くならないケースもあります。

こういう場合はリライトをしても、そこまでのCTR向上は望めないことが多いです。

掲載順位が低いけどCTRが高いケース

掲載順位が低いけどCTRが高いということは、検索者が検索結果画面の下の方まで(あるいは2ページ目以降まで)チェックをしていることになります。

検索順位は低いけどCTRが高いキーワードの例

なぜ下の方まで見にきてくれるのかというと、

  • 上位表示されている記事に満足しなかったから
  • 悩みが深い(あるいは答えが出ない)系のキーワードだから

という理由が考えられますが、そのキーワードでの検索順位を上げることができれば、より多くのアクセスが集まることが期待できます。

自分の記事よりも上位に表示されている他サイトの記事を分析し、自分の記事ではカバーできていない内容がないかどうか、自分の記事よりもわかりやすくまとめられていたり、魅力的な要因はないかを見ていきましょう。

そして、ライバル記事と自分の記事の差を埋めていくといいですね。

POINT

記事の検索順位を上げる際には「検索意図を満たすコンテンツを作ること」が大事ですが、それはつまり、記事の途中離脱率を減らすこと(「戻る」ボタンを押させないこと)が重要だとも言い換えられます。

そのため、文字の装飾や画像の使用など視覚効果にもこだわり、最後まで読ませる工夫や、他の関連する記事への導線を貼ることなども意識していきましょう。

掲載順位が低いけど表示回数が多いケース

掲載順位が低いけど表示回数が多いということは、検索者が上位に来ている記事だけでは満足せずに下の方まで熱心に見ていることになります。

例えば、こちらの「20代 自己投資」というキーワードだと掲載順位だと14.4位という低い数字なのに、記事全体の表示回数順では2番目に多くなっています。つまりこのキーワードでの検索順位が上がればもっとクリック率も上がりアクセスが伸びるということ。

この場合も「掲載順位:低 CTR:高」のパターン同様に、検索キーワードに関する記述を増やし、そのキーワードの検索意図に沿った文脈で記事の追記修正をしていきましょう。

他の上位表示されている記事がカバーしている内容は自分の記事でも確実にカバーするようにした上で、ライバルサイトが書いていないこと(独自の視点や情報)も入れられたら最高です。

掲載順位が高いけど表示回数が少ないケース

掲載順位が高いけど表示回数が少ないということは、検索需要の小さいキーワードで上位表示されているということになります。

どれだけ検索上位が取れていても、そのキーワードに検索需要がなければ、当然ながらアクセスアップには繋がりません。

物販アフィリエイトの場合やメルマガリストの取得などを目的とする場合は別ですが(求める成果とアクセス数の大きさが必ずしも関係あるわけではないので)、アクセス数を伸ばすことが結果に繋がるのであれば、より検索需要の大きなキーワードに変えたり、あるいはタイトルに追加することをオススメします。

なお検索需要を調べるときは、キーワードプランナーのようなツールを使用するといいですね。

参考:超簡単!キーワードプランナーで検索ボリュームを調べる方法と使い方を解説

同じような意味を持っていて、より検索ボリュームが大きいキーワードがないか考えてみましょう。

記事タイトルに使っていないお宝キーワードが存在するケース

サーチコンソールの検索パフォーマンスを記事ごとに見ていると「記事のタイトルに使用していないキーワード」が見つかることがあります。

検索パフォーマンスで見つけたお宝キーワード

例えば、この「社会人一年目 副業」というキーワードで当ブログの記事が6.5位になっていますが、この時点で記事タイトルにキーワードは含まれていません。

記事タイトルにキーワードが入っていない例

記事タイトルどころか見出しタグにも「副業」というキーワードは含まれておらず、記事の本文中で使われているだけでした。

キーワードがタイトルや見出しに含まれていないにも関わらず、それなりに上位表示されているということは、Googleから「この記事はこのキーワードで検索する人のニーズを満たしている記事だ」と多少の評価をしてもらえている証です。

そのため、記事タイトルや見出しに「副業」というキーワードを入れてあげて、記事本文でも「副業」に関する内容を充実させることで、もっと上位表示されることが期待できますね。

MEMO

上記画像の「社会人1年目の給料を自己投資に使いまくったら人生が激変した話」というタイトルだと「人生が激変した」という部分が曖昧でベネフィットの抽象度が高いので、例えば「副業で収入が5倍になった話」みたいにキーワードを入れながらベネフィットの具体性を高めていくのもいいですね。

最後に:サーチコンソールをお宝キーワード発見機として活用しよう!

サーチコンソールって機能が多すぎるし、初心者の頃は「何を目的に使えばいいのかわからん!」と思えてしまいがちかもしれません。

ただサーチコンソールから検索パフォーマンスをチェックすることで、記事ごとの改善点が可視化されます。ブログは記事を1回書いたら終わりではなく、定期的にデータを見返して、より効果の高い記事へと修正を施していきましょう。

  • 上位表示されているけど効果が発揮されてないキーワード
  • もっと上位表示させられれば更に効果が期待できるキーワード

特にこのあたりは修正を施すことで、更にブログのパフォーマンスがアップする「お宝キーワード」と言えるので、ぜひ積極的に修正していくといいですね。