ブログやSNSでの知名度と収入は比例しない。フォロワーやチャンネル登録者数よりも個人のマネタイズで重要なこと

[TheChamp-Sharing]

個人でネットを使って情報発信したりしてマネタイズをしていると明かすと、多くの人から「私はそんなに有名になることはできないから…」みたいな反応を頂きますが、個人で収入を増やすことと知名度を上げることの間には、大きな相関関係は存在しません。

つまり、知名度が高くて有名な人でもそこまで稼げてないということは往々にしてありますし、知名度が高くなくて無名な存在でもネット上で情報発信をして大きく収益化に成功しているというケースも珍しくないわけです。

ちなみに僕の場合ですが、

  • 当ブログのPV:月間3万PV程度
  • YouTubeのチャンネル登録者数:1500人くらい
  • Twitterのフォロワー数:1600人くらい

と、普通の一般人の方よりは多いかもしれませんが、特段めちゃくちゃ多いというわけじゃないですし、ネット上の有名人の方々と比べたら非常に影響力も小さいです。

しかし2015年に起業をしてから、インターネット上での情報発信(コンテンツ販売やメディア運営)事業だけでも、年間で3000万円〜5000万円の売上はコンスタントに上げ続ける事ができるようになっています。

この記事では、いかに「有名にならずに成果を出すか」という話を具体的にしていきたいと思います。

ネット上での情報発信における2種類のマネタイズ

オンライン上で情報発信をしてマネタイズする方法は2つの種類に分けることができます。

1つは自分のブランドで行うマネタイズ、もう1つは自分のブランドを使わずに行うマネタイズです。

自分のブランドを使ったマネタイズ

簡単に言うと、自分自身のファンを作りながら認知度を高め、サイトや動画のPVを増やしたり、ダイレクト課金型のビジネスを行っていく方法です。

自分のブランドが構築されていくことで、サイトにもアクセスが集まりやすくなったりYouTube動画の再生回数やチャンネル登録者数が伸びたり、SNSのフォロワー数も伸びやすくなりますよね。

その数字を活かして広告収入を得たり、グッズ販売やオンラインサロンなどダイレクト課金型のビジネスを進めることで、個人でも大きく収益化することができます。

自分のブランドを使いマネタイズする例

ブロガー

YouTuber

インスタグラマー

各種インフルエンサー

またカメラマンの方やモデルの方など、自分の名前で行う商売の集客や販売にネットを活用する場合も、これに当てはまりますね。

自分のブランドを使わずにマネタイズ

ブログやYouTube、サイトアフィリエイトの場合は、顔出しをしたり自分のブランドを作らなくても収益化を行うことが可能です。

僕が最初に副業で始めたお役立ち情報について扱うトレンド系のブログでも、SEO経由のアクセスだけでマネタイズをしていましたし、今でも「ノジー」というブランドを使わずに(自分が運営していると明かさずに)運営しているメディアがいくつかあります。

また、YouTubeでも自分で顔出しをして話さないタイプの動画をアップして収益化している人も多いですよね。(テキストスクロール系は昨今批判も多いですが)

このように自分のブランドを使わずにマネタイズしていく場合は、そもそも知名度を使わずに収益化することになるので、自分が有名かどうかとかフォロワーが多いかどうかは特に関係ありません。

注意

ただサイトアフィリエイトや匿名性の高いブログのような世界でも、TwitterやInstagramを絡めて、検索エンジン外からの集客を強化しているケースは増えていますし、SEOで勝つためにはSEO以外のアプローチ(SNS等で影響力を高めて集客するなど…)に力を入れる必要性も増してきています。

ブランド=有名になることではない

ブランドを使うマネタイズと使わないマネタイズの話をしましたが、そもそも「ブランドを使って仕事をする」=「有名にならなくてはいけない」わけではありません。

特定の誰かにとっての特別な存在になること

あらゆる角度から言語化が可能な「ブランド」ですが、ブランドになるということは特定の誰かにとっての特別な存在(代替不可能な存在)になることを言います。

だから万人に知られている必要もなければ、万人から好かれる必要もありません。

例え少数でも「このブランドじゃないと意味がない!」と思われる存在になることができれば「ブランドができている」と言えますし、ビジネス的にも十分すぎるほどに成立します。

ファッションブランドや飲食店の場合

もし「知名度がある=ブランド力がある」ことになれば、日本で一番ブランド力が高いアパレルブランドはユニクロで、日本で一番ブランド力が高い飲食店はサイゼリヤかマクドナルドあたりになりますよね。(それはそれで一理あるかもしれませんが…)

ただ「ブランド力で売れる」ということは、「このブランドじゃないとダメだ」と想起されている状態、あるいは単なる顧客ではなく理念や価値観に共鳴している熱心なファンが多い状態だと考えると、決して知名度があることが強力なブランド力の絶対的な条件になるわけではないとわかるはずです。

個人においてもそう。別に有名じゃなくたって、熱狂的なファンがいてマネタイズに成功している人がたくさんいてもおかしくはないわけですね。

ビジネスで成果が出ない有名人も多い

ネットで情報発信をしていて、たくさんのSNSフォロワーやYouTubeチャンネルの登録者を抱えていながら、マネタイズに繋がっていない有名人もたくさんいます。

極論ですがTwitterのフォロワーが何万人いようと、キャッシュポイントがどこにもなければそこからお金は生まれませんし、YouTubeは広告収入のモデルが確立していますが、そこからどのように戦略立ててマネタイズしていくかが弱ければ、収益も不安定だったり先細っていくものです。

現に周りを見ていても、SNSのフォロワーが何万人もいるのに、情報発信ビジネスの売り上げは月に数万円程度…みたいなケースも珍しくありません…!

注意

単なる人気商売みたいなビジネスモデルになってしまうと流行り廃りも激しくすぐに「落ち目」になる可能性も。

いかに価値提供を持続的に行えるビジネスモデルを作るかが、個人で成功し続ける肝ですね!

知名度よりも大事なのは「キャッシュポイントの作り方」

どれだけ多くの人に存在や名前や顔を認知されていても、キャッシュポイントの作り方が弱ければビジネスとして成立しません。逆に知名度がなくても、キャッシュポイントを戦略的に作れていれば、普通にマネタイズで成功することは可能です。

いかに高LTVのビジネスをするか

LTV(Life Time Value)とは日本語訳すると「顧客生涯価値」といい、一人当たりの顧客が生涯の中でもたらしてくれる利益の総額を指します。

参考:LTV(ライフタイムバリュー)とは|フリーランスや個人の起業家のマーケティング戦略への活用方法

LTVを高めるために必要なことは、

  • 顧客単価を高めること
  • リピート回数を高めること

の2点になりますが、ここさえ高めることができれば、あとは集客数が増えれば売上につながっていきます。

知名度が低くとも「どうやったら単価を上げられるか」「どうやったら顧客に継続的に購入してもらえるか」を考え抜くことで、ビジネス的に成果を伸ばすことは十分に可能です。

メルマガを使ったDRMが最強

今更メルマガと思われるかもしれませんが、一旦クローズドな場所にオプトインさせて、信頼関係を構築しながら教育を行っていける、メルマガを使用したDRM(Direct Responce Marketing)は個人でマネタイズしていく上でベストな選択肢のひとつです。

…って書くと小難しく聞こえるかもしれませんが、まずは無料メルマガで価値提供をして、価値を高く感じてくれた人に有料商品を案内していくのは、「フロントエンド→バックエンド」という高利益率なマーケティング戦略の王道なんですよね。

参考:フロントエンドとバックエンドとは|利益を最大化させる商品マーケティング戦略の基礎

ちなみに僕の場合も、Twitterのフォロワー数やYouTubeのチャンネル登録者数はそこまで多くないですが、個人ビジネスで成功するための考え方やメソッドを学ぶ無料メルマガは5000人近くの方に登録をしていただいています。(それでも有名な方に比べたら遥かに少ないですが)

よかったらこちらをクリックして登録してみてください。

コミュニティビジネスで確実に影響力を拡げる

自分の存在を世界中にどんどん発信して有名になるよりも、まずは小さな規模でも影響力を感じてくださる人を確実に集めていき、自分の声がリアルに届くコミュニティを作っていくといいです。

僕がプロデュースさせてもらっているヒーリングサロンも、基本的には対個人のヒーリングサービスを提供する対価としてお客様からお代を頂いていますが、特別会員の方にはリアルで集まれる交流会などのイベントを提供することで「コミュニティ」としての価値を感じてもらえるようにしています。

メルマガも「単にメルマガを送るだけ」ではなくて、1つの理念に共鳴する人が集まる場所としての「コミュニティ」として定義してあげることで、より大きな価値を読者さんに感じてもらえるようになります。

有名にならなくても、まずは少人数でいいから自分に価値を感じてくれる人と出会い、徹底的に価値提供をする。その対象が増えてきたら「コミュニティ」化を促進して、さらに価値を感じてもらえるようにする。このサイクルで影響力を確実に拡げていくのが重要です。

有名であることは武器の一つに過ぎない

WEBの力を駆使して個人でマネタイズしていく上では、知名度=収入という等式は必ずしも成立しません。有名なインフルエンサーが実は収入的にはカツカツという事例なんて掃いて捨てるほど存在します…。(実は!)

ただ、だからといって「有名になっても意味がない」わけでは決してないですし、知名度を武器にしてキャッシュポイントを強化することは可能です。ただあくまで「武器のひとつ」でしかないと捉えておくといいですね。

それではいくつか知名度が高いことのメリットを紹介していきます。

集客のコストを下げられる

有名になって広く知られるようになると、WEB上で広告を打ったりブログやYouTubeの更新を頑張らずとも、広く認知を取れるようになり集客コストを下げることができます。

個人でビジネスを始める際に最も障壁になりやすいのが集客、特に「認知を増やすフェーズ」なので、まず見込み客からの認知を取る上でも「有名になる」ことのメリットは大きいです。

権威性や信頼が得られやすくなる

人はよく知っている対象は信頼しやすいですが、よく知らないものに対しては積極的に受け入れにくいものです。

「広く知られている」というだけで権威性も高まり、結果として信頼が生まれ、コンテンツを読んでもらいやすくなったり商品の成約率が上がるなど、あなたのオファーも受け入れられやすくなっていきます。

感情的価値が高まりやすい

よく知らない人のことを好きになったり嫌いになったりしません。

見込み顧客や読者の情緒に響く存在になるためには、まずは自分の存在を知ってもらうことからです。

参考:機能的価値と情緒的(感情的)価値とは|意味やブランド価値を高める具体例を解説

有名になりすぎないメリット

僕自身、有名になりすぎずに活動をしていることで、ビジネス的に(収益を上げるために)得られた恩恵ってかなりあるんじゃないかと思っています。そのいくつかを紹介させていただきます。

活動が制限されにくい

有名になればなるほど、世間や周囲の目が気になって、自由に活動できなくなるケースもあります。

よく聞くのは「高単価のサービスを売りにくくなる」とか「顧客(ファン)からのダイレクト課金型のビジネスがやりにくくなる」とかですね。

実際に有名な人でもそれらができる人はいると思いますが、無名な存在だからこそ周囲の声に左右されずに自由にやりたいことができるというのはかなりあるんじゃないかと思います。

バッシングや炎上が起こりにくい

世間や周囲の声に左右されにくいということは、バッシングや炎上が起こりにくいとも言えます。

余計なことに身心をすり減らしたりエネルギーを使う必要がなくなるので、自分のビジネスに常に集中できる環境を作ることにつながります。

届けたい層にだけ発信を届かせられる

なぜバッシングや炎上が起きにくくなるかというと、「有名すぎない」ということは、自分の届けたい層にだけ発信が届いている状態を指すからではないかと。

有名であるという状態は「自分にさして興味がない人からも認知されている」ということにもなりますが、個人で情報発信をしてビジネスを成立させていく上では、大衆向けに発信をして最大公約数に響かせようとする必要はありません。

自分の届けたい人たちにだけ発信を届ける。その方が言葉に込められた熱量も大きくなりますし、確実に発信が響くようになる。その結果として唯一無二のブランドは確立されていきます。

有名になるよりも少数を熱狂させることから始めよう

個人でビジネスをしたり情報発信していくと聞くと「有名にならなくちゃいけないのでは」と思う人は多いですが、大事なのは「目の前の人とどう関わっていくか」です。

有名になることと、情報発信やビジネスで成功することは基本的に別問題です。

ビジネスで成功したいのであれば、有名になることよりもまずは少数を熱狂させることから。その結果として有名になるに越したことはないですが、順序を間違えてはいけません。

身近な人に尽くして徐々に拡げていく

まずは身近な人に尽くしてみましょう。

あなたが得意なことがあれば、それを直接教えてあげるでもいいです。

ただ「直接教える」ことには物理的な限界があるので、ブログやYouTubeのようなメディアを通してエッセンスを発信することで確実に価値提供をスケールアップしていきましょう。

その上で「更にあなたから価値を受け取りたい」という人に対しては、お金をいただいて教えたり価値提供の場を提供することで、違和感なくビジネスが進展していきます。

オンライン上に徳を積んでいくイメージ

インターネット上で情報発信をする場合は、ネット上に徳を積んでいくイメージを持つといいです。

たまに、

  • どこの範囲まで無料で発信すればいいのか
  • コンサルを売るために詳細部分は隠したい

的なご相談や質問をいただきますが、大事なことは「とりあえず価値提供を行うこと」です。

基本的にWEBメディアって発信する対象が広くなるので、コンテンツの抽象度も必然的に高くならざるを得ません。

そこで、より具体的な価値提供をするための場所として、個別サポートや対象者を絞ったセミナーなどを提供していくのが、ビジネスとしても自然な流れです。

価値の大小ではなく、抽象度の大きさで考えることが大事ですね。(無料での発信は価値が小さいのではなく抽象度が高くなるイメージ)

まずは自分が価値を届けたい人に誠心誠意価値を届けていくこと。個人でビジネスをしていくなら、まずはそこを大前提にしていきましょう!