「自由になりたい」という願いを叶えるための3つの行動ステップ【実体験】

もっと自由になりたい。

誰もが一度は、心からそう切望したことがあるのではないでしょうか。

僕も少し前までは「今の仕事なんか辞めてしまって自由に生きられたらいいな」と常に思って、行きたくもない会社に行き、やりたくもないことをやりながら、人生を変えて自由になるための糸口を探していました。

そこから自分なりにアクションを起こした結果、たくさんの恩人の助けもあり、今では経済的にも時間的にも、あるいは精神的にも自分なりの自由を感じながら毎日を過ごすことができています。

具体的にいうと、副業で会社の給料以上の収入源を作れるようになったのちに独立し、今では自宅を職場にしてゆるく働きながら、会社員時代の6倍以上の収益を得られるようになりました。(詳しくはプロフィールをご覧ください)

当たり前の話ですが、自由になるためには、自由になるための行動が必要です。

心の中で願っているだけでは何も変わらないですし、いくら行動を起こしたところで、それが自分の望む自由に繋がるものでなければ意味がありません。

もし、この記事をご覧のあなたも同じような気持ちをお持ちであれば、ぜひこれから紹介する3つのステップを参考にしてみてください。

目次

「自由になりたい」という気持ちに素直になろう

自由な働き方

今でこそ僕は自由度の高い働き方を叶えられていますが、少し前までは会社に対して不平不満ばかりの生活を送っていました。

満員電車や理不尽な社内ルール。職場の人間関係のストレスに、特にやりたいわけでもない仕事。上司や先輩の姿を見ては「自分も将来はこんな風になるのか」と思い悩み、会社と家を往復するだけの生活に「こんな日々があと40年近く続くなんて…」と絶望する毎日。

それでも「自由になりたい」という気持ちに素直になれなかったのは、その会社がいわゆるホワイト企業と呼ばれる世間体の良い会社だったからです。

周囲からは「良い会社に入れて良かったね」と何度も繰り返し言われ続け、いつしか自分の気持ちと周囲の期待の境目がわからなくなってしまったこともあり、自分の本当の気持ちに素直になれるまでに、かなり時間がかかってしまいました。

ただ「自由になりたい」という気持ちに素直になった方がいいと思う理由はいくつもあります。

人生は他の誰のものでもなく自分のものだから

そもそもの話ですが、人生は他の誰のものでもなく、その主導権は他ならぬ自分自身が有しているべきです。

普通に生きているだけでも、自分の人生に対して、色んな人たちが色んなことを言ってくるでしょう。

直接会ったこともない人がネット上で投げかけてくる誹謗中傷レベルのものであれば、特に気にすることもないかもしれませんが、学校の先生とか職場の上司とか、あるいは血の通った親兄弟の言葉であれば、深く心に刻まれることもあるかもしれません。

ただ、結局どんな選択をしたところで、最終的にその選択をした後の未来を生きるのは他ならぬ自分自身なのです。

どれだけ真剣にアドバイスをしてくれる人がいたとしても、「あなたのためを思って…」と説得してくる人がいたとしても、彼らはその選択後の人生に対して、一切の責任を負うことはないわけですよね。

誰かの言うことを聞いても、自分の考えを尊重しても、結局はその先に待つ未来を生きるのは自分自身なのですから、一番後悔のない選択は何かと考えてあげた方が、人生の幸福度も上がりやすいのではないでしょうか。

人生は一度きりしかないから

輪廻転生という思想もありますが、基本的に今の自分として生きる人生はたったの一回しかありません。

やりたいことを自由にやれた人生か、色んなことに制限をかけながら「本当はこんなはずじゃなかったのに」と悔やんでしまうような人生か、どちらがベストなのでしょうか。

もちろん「自由に生きること」だけが全てではありませんが、「そもそも人生って1回しかないよね」っていう前提にフォーカスした上で考えてあげると、これからの様々な選択も変わってくるのではないかと思います。

「今」ほど選択肢の多い時代はないから

テクノロジーの進化や、それに伴う社会の進化によって、色々な選択が可能な時代になりました。

僕は5年以上前からネットで完結する仕事をして、自宅を職場にして自分のビジネスをしていますが、仮に今がパソコンが普及していなくてネット環境も整っていない時代だったら、今の人生は確実に手に入っていないでしょう。

今は色んな働き方ができる時代です。ネットを使って個人で事業を始めている人なんてたくさんいますし、小資本でビジネスをサクサクと立ち上げられる時代です。

また社会も多様性を許容するようになってきていますし、もし時代が時代なら、住む場所も結婚する相手も自分で選べなかったわけです。それを考えると、せっかく今という選択肢の多さが許容されている時代に生まれてこれたのですから、その自由さを享受しないのはもったいなさすぎるんじゃないかなと思えてしまいます。

自由を構成する5つの要素

そもそも「自由」とはなんでしょうか。

本来はそれを自分の自由意志で決めることが「自由」なんだと思いますが、いきなり「自分で決めろ!」と言われても難しいものですよね。

だからいくつか例を挙げさせていただくと、

  • 経済的な自由
  • 時間の使い方の自由
  • 人間関係の自由
  • 選択の自由
  • 精神的な自由

このような自由があって、僕はこれを自由を構成する5つの要素と勝手に捉えています。

経済面でのゆとりがあり、自分の時間を自由に使うことができる。誰と付き合うかも思い通りで、日常の様々な事象を選択する自由がある。その結果、毎日を充実した精神状態で過ごすことができ、心に「自由」を感じることができる。

こんなライフスタイルを送ることができれば、間違いなくみんな幸せになれますよね。

自由に生きていくために取るべき3ステップ

それではどうしたら自由に生きていくことができるのでしょうか。

ここからは誰でも今すぐに実践し始めることができる3ステップを紹介していきます。

ステップ①「自由」の定義を自分で決める

例えば「フリーランスだから自由でサラリーマンだから不自由だ」なんて決めつけるのはナンセンス。

自由の形なんて十人十色だし、10人の人がいれば10通りの自由が存在するのが自然ですよね。

だからまずは「自由の定義」を自分で決めましょう。

自由を構成する5つの要素を紹介いたしましたが、人によって優先順位も違えば、本当に望む人生だって人それぞれ違いますよね。

僕の場合は「とにかく会社を辞めたい」からスタートしたので、会社に雇われずとも生きていけるだけの力を、すなわち経済的な自由をファーストで考えていましたが、きっと同じような気持ちを持っている人も多いことと思います。

ただ、目指すべきライフスタイルを具体的なイメージに落とし込んだ時には、やはり人それぞれ「自由なライフスタイル」の細部は違ってくるものです。

だから、まずは「自由」という抽象的な概念を、もっと自分ごととして具体的に膨らませていきましょう。

注意

ここで大事なのは、とにかく自分の素直な気持ちをリスペクトしてあげること。

周囲の期待や目線、あるいは世の中の常識は一旦置いておいて、自分の本音ベースで考えてあげましょう。

また、あなたが過去に経験した失敗や挫折も一旦切り離して「自由」な心でイメージを描いてみてください。

ステップ② ロールモデルを見つけよう

自由の定義を自分で決めることができても、多くの場合では、そこにリアリティを上手く持つことができないかもしれません。

海を見たことがない人が海を思い浮かべられないように、僕も働き方に疲弊していた会社員時代には「自由な働き方」なんて絵に描いた餅でしたし、現実にあったとしても自分ごととして捉えることはほとんどできませんでした。

それでは、どうすればいいのでしょうか。

心からオススメしたいのは、自分が描いたイメージに近い「自由な生き方」をしている人を見つけてみて、その人がどんな生き方をしているか、その状況を作り上げたのかをトコトン分析してみることです。

今ならインターネットで検索すれば、色んなライフスタイルを送っている人と出会うことができますよね。Google検索だけでなくYouTubeやSNSを通しても色んな人と繋がり情報を受け取ることができます。(その人がどこまで信頼できるかはさておき)

また古典的な方法ですが、書店に足を運ぶのもオススメです。

どうしてもネット検索だと情報に偏りが出てしまいかねないですが、本屋さんのようなリアルな場所では「意図せぬ偶然の出会い」が起こりやすいです。

僕自身も本屋さんで偶然出会った1冊の本がキッカケとなって今に至りますが、自分の常識の外側にある世界と簡単にアクセスできるのが書店の良いところです。

ぜひ、ありとあらゆる方法を駆使して「こうなりたい!」と思えるような人とどんどん出会い、情報をインプットしてみましょう。

もちろん、その過程では「憧れだと思っていた人が実は虚像に過ぎなかった」とか「調べれば調べるほど自分の状況から目指すには非現実的すぎるとわかった」となることもあるでしょう。

ただ、そういうステップを繰り返すことで、よりロールモデルの像も鮮明になるものです。

MEMO

なんだかんだで最終的には自分の直感が正しかったりするのも事実です。

「誰を参考にすべきか」という問いに絶対的な正解はありませんし、それも10人いたら10通りの正解があるもの。ここでも自分自身の本音をちゃんとリスペクトしてあげるといいですね!

ステップ③ 実際に行動に移してみよう

自分なりの「自由なライフスタイル」を定義できて、それに近い状況を実現できているロールモデルを見つけたら、あとは実際に行動に移していくだけです。

ただ「実際に行動しよう!」と言われても、「何をどう行動していいかわからないから困ってるんだ!」と思われるかもしれません。

そんな時こそ、ステップ②で見つけだしたロールモデルの出番です。

自分が望むような自由なライフスタイルを実現している人が、いかにしてその状況を手に入れるに至ったのかをリサーチした上で、自由を下支えする条件を自分も満たせるようにすればいいのです。

つまり「ロールモデルとなる人のこれまでの人生をモデリングしてみる」ということですね。

僕自身、今では会社を辞めて自分の会社を立ち上げて、ブログ収益化やリストマーケティングで独立しまして数年が経ちますが、最初にやっていたことは「この人みたいになりたいな」と思っていた人が辿ってきたルートをそっくりそのまま辿ることでした。

もしかしたら「人には向き不向きがあるじゃないか」と思われるかもしれません。

ただ、大事なのは今の自分にできるかできないかではなく、最終的にどうなりたいかということですし、自由になりたいなら自由に生きている人の真似をするのが最短の近道です。

ここは割り切って「理想のあの人」になったつもりで毎日を過ごし続けてみることをオススメします。

注意

日常生活を送っていると、様々な誘惑に襲われることになりますよね…笑

そんな時はぜひ「今から自分が取ろうとしている行動は自由になれる未来に繋がるのか」と自問し、YESなら実行に移す。NOなら移さないという風に考えてあげましょう。

自分の敵は自分と言いますが、自由と自己責任は表裏一体ですからね!

僕が実際に体験した3ステップ

当初「自由になりたい」という漠然とした像は持っていましたが、具体的に「これをやりたい!」というものは特になかったので、まずは「やりたくないことの洗い出し」「理想の1日のスケジュールづくり」をはじめました。

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そして、実現したいライフスタイルの解像度が上がったら、今度はそんな生活を実現している人を探しました。主にはインターネット検索をしたり、書店に行って書籍を買ったりしましたね。

最初は「本当にこの人大丈夫かな…?」と思えてしまうような怪しい人との出会いの方が多かったですが、ネット検索して色んな人の色んな発信を見ていくうちに「この人の考え方はとても素敵だし説得力があるな」と思える人も少数ながら見つかるようになりましたし、色んな本を読んでいるうちに、まずは何から始めたらいいかも次第に具体性を帯びてくるんですよね。

例えば、会社に雇われるだけじゃなくて自分の収入源を持った方がいいとか、まずは固定費や初期費用がかからなくて利益率の高いインターネットビジネスから始めた方がいいとか。

そういう情報が増えることで、ネット検索の精度も上がっていって、徐々にロールモデルも見つかるようになっていった感じです。そして、そこからの絞り込みは何といっても「その人のようなライフスタイルや働き方を実現したいか」が大事なので、テクニックやノウハウだけでなく、考え方や価値観、理念に憧れを持てるかどうかという指標を大切にするようにしました。

その後は、まずは副業からビジネスを初めてみようと思い、ロールモデルに据えた人から有料のコンサルを受け、まずはブログ収益化からスタートしました。

その辺りの話は「社会人1年目の給料を自己投資に使いまくったら人生が激変した話」にて解説をしていますが、その結果、副業で会社の給料以上の収益化ができるようになり、今では場所にとらわれない働き方で、経済的な自由と精神的な自由を感じながら生きることができるようになりました。

1日の労働時間はだいたい3時間前後で済むようになりましたが、自分の好きな仕事をやれているので、結局は何かしら仕事に関係あることをしている感じです。

まずは働き方を変えてみたらどうだろう?

自由の定義は自分で決めるべきだ。

そうお伝えしましたが、実体験から1つだけお話しさせてください。

もしあなたが「今の状況を変えてもっと自由に生きたい」と思っているなら、まずは働き方を変えてみることをオススメします。

ほとんどの人が1日の大半を働いて過ごしているわけですし、睡眠時間を除いたら「生きている時間 ≒ 働いている時間」になっている人も多いでしょう。

それに大人になってからの人間関係は仕事に関連する人が中心になりますし、働くことはお金を稼ぐことに直結します。

ゴリゴリの資本主義社会の今の日本では、お金は信頼に直結して、そしてお金があるということは、それだけ多くの選択肢に恵まれることも意味します。

つまり、働き方を変えることで、

  • 時間的な自由
  • 人間関係の自由
  • 経済的な自由
  • 選択の自由

が手に入る可能性が高くなるので、「もっと自由に生きたい」と心から願うのなら、まずはそのための働き方を考えてみて、そして全力で実現させましょう。

「自由に生きたい」と思う気持ちに蓋をしなくていい

今回は自由に生きたいと思った時に採用する3ステップとして、

  1. 「自由」の定義を自分で決める
  2. ロールモデルを見つける
  3. 実際に行動に移してみる

という流れを紹介した上で「働き方を変える」という提案をさせていただきました。

きっと周りには「世の中そんなに甘くない」とか「一部の成功者の言うことを真に受けるな」と主張する人もいるでしょう。

でもそれも一つの試金石というか、そういう声に折れてしまうのか、自分の本心にちゃんと耳を傾けてあげるのかが、まず最初の大きな分かれ目になると思うんですよね。

それに泣いても笑っても人生は1回きりです。

そしてこの世界にはみんなが思っている以上に、意外と「自由に生きてる人」ってたくさんいますし、テクノロジーが進化し誰もが情報発信できるようになったこれからの時代ではますます増えていくでしょう。

ぜひ、まずは「自由に生きたい」という気持ちに素直になってあげて、既にそれを実現している人の情報を積極的にインプットし、どんどんモデリングしてみてください。そしたら、確実に一歩ずつ理想に向かって前進できるはずですから。

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