ネット起業で後発組が成功するための超重要な考え方

2010年代初頭から徐々にプレイヤー人口が増え始め、2020年にはもはや一般的になったインターネットビジネスの世界ですが、「今から始めようと思うけど、遅くないか心配…」と危惧される人も多いのではないでしょうか。

以前はアフィリエイトとか情報販売とかって、いわばアンダーグラウンドな世界のものという印象を持たれがちでしたが、今となっては若い世代を中心にみんなYouTubeやブログで収益化したり、noteで自分のコンテンツを販売したり、インスタアカウントを育てて、楽天ROOMへの導線を作ってアフィリしたりしてますからね。

プレイヤー人口が増えれば増えるほど「今からそこに参入するのはどうなんだろう」という疑問が強くなっていくのは、当然といえば当然かもしれませんが、結論から言うと「特に気にしなくていい」というのが僕の意見です。

後発組という時点で競合がいるところで勝負をすることにはなりますが、そもそも競合が誰もいない場所は、ビジネス的に旨味がない可能性も高いですし、市場が温まってくる前に参入をしても、期待通りの結果に繋がらない可能性もあります。

それに後発者には後発者だけが享受できるメリットもありますから、そこをしっかり拾っていけばいいんじゃないかというわけですね。

目次

後発組ならではのメリット

後発組だからこそ受け取れるメリットとして一番大きいのは「先行者が既に実践して成功していることを研究し、モデリングすることができること」ではないでしょうか。

例えば、アフィリエイトなら稼いでいるアフィリエイトサイトをチェックして、記事の書き方やSEO対策、商品までの導線の作り方、参入しているジャンルを知ることができますし、YouTubeなら再生回数が多い動画のサムネイルや編集の仕方、話し方などをモデリングすることも可能ですよね。

先行者が時間やお金や労力をかけてコツコツと溜めてきた成功ノウハウを、後から省エネで獲得できるのは、後発組ならではの利点です。

もちろん、過去には通用していた方法が今は有効ではないというケースもありますし、オンラインマーケティングの世界は移り変わりも早いので、その点については注意が必要です。

ただ、上手くいっている人の上手くいっているやり方をしっかりと学ぶことで、見当違いなことをして時間や労力を無駄にしなくて済むようになるのは間違いないかと。

先行者が得られる利益とデメリット

もちろん「先行者利益」なるものが存在することも事実です。

まだ誰もやっていない新しいことにいち早く挑戦すれば、単純に競合の存在がいない(あるいは弱い)ということになりますし、もしそこに需要があれば(かつマネタイズができれば)、一気に大きな金額を稼げる可能性があります。

実践することの全てが上手くいくことはないかもしれませんが、初期費用や固定費がかからないビジネスモデルの場合は失敗するリスクもほぼありません。せいぜい時間が無駄になるくらいですが、そこから様々な学びを得られるなら、それは無駄ではないとも捉えられます。

だから、あれこれ挑戦しまくって、何か一つでも上手くいけば良かったりしますが、事業を立ち上げた経験のない人が、自分の頭でそんなに画期的なアイデアが出せるのか、そしてそれを収益化まで持っていく推進力を果たして持っているのかという疑問もあります。

ゼロから全く新しい何かを生み出すのは、とても難しいです。

もし効率よく成果を出したいのであれば、まずは上手くいっている人をロールモデルにして、参考にすべき点をどんどん真似していき、様々な知識やスキルやノウハウを会得した上で、それらを掛け合わせたりして、オリジナルな方法論に昇華していく方がローリスクで成功できます。

モデリングは悪いことではない

学校のテストでは「カンニング」はルール違反で、最悪の場合は停学などの処分を受けることも考えられます。

特に日本で生活をしていると「誰かの真似をするのは悪いこと」という先入観に捉われがちですが、ビジネスの世界では「真似」をすることは必ずしも悪いことではありません。

法や倫理観に反することは当然NGですし、例えば「ファッションブランドが他社のデザインをパクる」といったような、独自性に値段がつくビジネスモデルにおいて、お金が払われるべき価値を損なってしまうようなケースもNGです。

ただ、例えば「他のアパレルブランドがサブスク型の売り方をしているからウチも真似してみよう」とか、ビジネスモデルに関するモデリングは何も問題がないですし、多くのYouTuberも同じようなネタの動画をアップしていますよね。

一時期、タピオカ屋さんが大量に出店しましたが、タピオカが売れると思ったら堂々とタピオカを売ればいいわけです。そこに対して「既にAというお店がタピオカを売ってるから、新しく出てきたBはパクリだ!」と言う人なんてどこにもいないわけですから。

もちろん、そこでメニューが全く同じとか、店舗の外観や内観がほぼ同じだったらマズイですが、そもそも「ビジネスモデルをモデリングしたり、一部のテクニックを参考にするということは倫理的にも何も問題はない」わけです。

全てを一緒くたにして「真似をするのは全部NGです」と思考停止にならないようにしましょう。

ビジネスはゼロサムゲームではない

後発組であることに対して不安を感じている人と話していると、多くの人が「既にライバルがたくさんいるから、今から参入しても遅いのではないか」といったことを仰ります。

この考え方は「特定のビジネスで成功する人の数には上限がある」という前提ありきのものですが、そもそも、その前提が間違っている可能性があります。

もちろん、この世の中にライバルが全くいないビジネスをやれば一人勝ちできるかもしれません。

例えば、ラーメン屋が1軒もないエリアにラーメン屋を出店すれば、その地域に住むラーメンを食べたい人を独占できるので、ビジネス的にも大きな成功を期待することができます。

ただ、既にたくさんラーメン屋があるから、新規で出店しても勝ち目がないかというとそんなことはないですよね。接客や内装・外観、味、メニュー、店員の接客、コンセプトなど差別化できるポイントはたくさんあります。

ライバルがいる以上、ライバルに勝つための(あるいはライバルを無効化するための)工夫や努力、試行錯誤は必要になりますが、ゼロから新しいことを考えたり、誰もやっていないことに挑戦するよりも遥かに楽なんじゃないかなと思います。

インターネットビジネスの世界のライバルたち

ちなみに副業としても人気なインターネットビジネスの世界ですが、毎年(というか毎日)たくさんの人が新規で参入しています。

ただ、そのレベル感が高いかというと正直疑問ですし、そもそも舐めてるっていうわけではなくとも、ちゃんとした姿勢で「ビジネス」として当たり前に取り組めている人は、そう多くないと考えて良いでしょう。

  • 自分の成長のために時間と労力とお金をちゃんと投資する
  • 真面目に勉強して学んだことを素直に実践する
  • すぐに結果が出なくても落ち込んだりせず、淡々とトライアンドエラーを繰り返し、結果が出るまで継続的に取り組む
  • 自分の好き嫌いや感情に惑わされず、成果が出るために必要なことから優先的にやる

といった、ビジネスとして当たり前の姿勢で取り組めている人は、果たして実践者のうち何割を占めるのかというと、決して多くはないんじゃないかと。

また、それなりに成果が出せたとして、やはりマインドセット的な問題から、勝手にドロップアウトしていく人も多いです。

そういう意味でも「ちゃんと真面目に普通にやれる人」は、後発だろうがなんだろうが、ちゃんと結果に繋がっていくものだと思いますし、「普通にやり続けるだけで偉大なる差別化」になると心の底から確信しています。

まずは守破離の原則を守るべき

ビジネス系の発信者の方々が大好きな「守破離の原則」。

  • 守:まずは教えを忠実に守る
  • 破:その教えを時に破ってみる(オリジナリティを出す)
  • 離:教えから離れオリジナルなノウハウに昇華する

なんだかんだで、この流れに沿って実践していくのが、一番手堅いと思います。

僕が初めてブログやコンテンツ販売に取り組んだ時は、メンターから直接習って実践をしていたのですが、そもそもの「ゼロから個人でビジネスを立ち上げて成功していく流れ」までメンターが歩んできた道のりを完全にトレースしようとしていました。

仮にメンターが月収100万円を稼いでいるのであれば、それと全く同じことをやれば、100万円は現実的に厳しいかもしれないけれど、月収70万円〜80万円はいくのではないかと。仮にそこまで行かずとも、月収50万円でも行けば御の字だと。そう思っていました。

そこで慣れてきたら、モデリング先を増やしていって、上手くいっている色んな人(or 企業)の参考になる点を取り入れていき、逆にイマイチな部分を排除していった上で、実践していく過程で得られた学びや自分の過去の経験に基づく知見をプラスしていけば、自ずとオリジナルなビジネスになっていきます。

逆にゼロの状態から自分らしさを出そうとしても、大抵の場合、市場に求められていなかったり、そもそもマネタイズまでの導線が考えられていないことがほとんどなので、なかなか上手くいきません。

ちなみに、最近だと広告運用とかECサイト運営とか、新しいことも色々と初めていますが、基本的な流れは全て同じです。

ロールモデルとなる人(ブランド・企業)を決めて、その人の持っているものを徹底的に学ぶ。教材とかがあるのであれば購入してみるし、無料で公開されている情報は一通り全部チェックする。

それを積み重ねていくことで、自分と先人との間にある差を着実に埋めていくイメージです。

まずは結果を出している人のモデリングから始めよう

ゼロから新しいことを始めて成功する人もいれば、既に成功しているビジネスモデルをモデリングして成功していく人もいます。

一概にどちらが良いとは言い切れませんし、その2つに上も下もないのですが、事業経験が乏しくてそこまで自信がないのであれば、まずは結果を出している人の模倣から入るのがベストだと思います。

なぜなら、経験がない(=ビジネスの基礎がない、知識も乏しい、感性も育っていない)状態で、全くの新しいことを始めようとすると、シンプルに的外れのことをやってしまうリスクがあるからです。

それよりは、既に結果が出るとわかっていることから初めて、まずは徹底的に先人の方法論を守り、その上で結果を出していく過程でオリジナルな価値を付加していけばいいのです。

後発者は、先行者がリスクを負って切り開いた道を、後から悠々自適に通過することができます。

「学ぶ」は「真似ぶ」から来ているという説もありますが(そうじゃないという説もあります)、後発者ならではのメリットを活かさない手はないので、ぜひ上手くいっている人を分析して、先人たちの知恵をフル活用していきましょう。

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