3.「安定」と「爆発」で、ブログを育てる

前回の「ルール2:ブログアフィリエイトは弱者が勝てる領域を選ぼう」では、法人サイトの参入状況にも触れながら、どうしたら個人が効率よくブログで結果を出していけるかについて、お話ししてきました。

ここからは、更にその先のステージである「安定化」の話をしていきます。

トレンドを追うと長期的に稼げない?

たまにSNSを見ていると「トレンドは短期的な利益は出るけど、長期的に稼ぐことはできない」という批判(?)を目にすることがありますが、そういう批判をしている人は、実際にやったことがなくてイメージだけで語っているだけか、あるいは長期的に結果を出すためのアプローチを知らないだけです。

なぜなら、僕をはじめ、トレンド戦略を活用しながら、長期的に安定して大きな結果を出している人は普通にたくさんいるからです。

詳しくは上記の体験談記事をご覧いただきたいですが、トレンド戦法をメインにしているブログでも、こういった安定した結果を出していくことは十分に可能です。

その理由を今から説明していきます。

トレンドは定番になる可能性もある

例えば、ルール2でも繰り返し紹介した「鬼滅の刃」ですが、鬼滅の刃は確かに大流行したコンテンツですが、普通に2年とか3年単位で流行り続けているわけですし、映画が公開されたタイミングだけ大流行しているようなものでもありません。

また2010年代後半にはミュージシャンの「米津玄師」が大ブレイクしましたが、米津玄師について何かしらの記事を書いて上位表示ができたとして、それが単発的なアクセスで終わるとはさすがに考えられないでしょう。

例えば、「米津玄師が紅白で歌った美術館はどこ?」みたいな超限定的な記事はさすがに寿命が短いですが、それでも1週間とか1ヶ月とかは検索需要があるわけですね。

あるいは「ドローン」なんかも、今や定番のガジェットになってきていますし、瞬間風速的な流行として登場したものが、いつの間にか「定番」になるのはよくあること。

仮に1つの記事で狙ったキーワードやネタが、5年とか10年持ってくれなかったとしても、数ヶ月とか1年くらいサイトに貢献してくれるのなら、十分に美味しくないですか?

何回もアクセスが爆発する記事を書く

「逃走中」というテレビ番組を知っていますか?

20人くらいの有名人が「ハンター」と呼ばれる黒服を着たサングラスの男たちから逃げ回り、ミッションをクリアして報酬の獲得を目指す、鬼ごっこのようなゲームを放送する番組ですが、テレビを見ていると「このハンターって何者なんだろう?」と疑問に思うんですよね。

みんな細身で背が高くシュッとしていて、アスリートや体力自慢の芸能人を相手にしても、スタミナもスピードも簡単に凌駕する…。そして素顔はサングラスをしていて見えないわけなので「この人たちっていったい誰なの?」という需要が生まれるわけです。

そんなことから、かなり前に「逃走中のハンターについて」の記事を書いたことがあったのですが、狙ったキーワードで上位を取れたこともあって、番組放送中から放送後1日くらいの間に大きなアクセスを集めてくれました。

この「逃走中」という番組ですが、毎週放送されているわけでなく、確か特番が1年に3回か4回くらい放送されるだけです。

ただ、1年に3回か4回放送されるタイミングでは、毎回爆発的なアクセスを集めてくれて、その度に大きな広告収入をその記事が稼いでくれるわけです。

逃走中のような特番の場合は、検索需要が跳ね上がるタイミングが年間4回程度ですが(再放送を入れたらもう少しあるかも)、同じようなことが毎週放送されているレギュラーのテレビ番組で起きたら…?

あるいは毎日のようにテレビに出ている有名人で起こせたら。あるいは常日頃から人々の関心を集めているような事象で起こせたらどうなるでしょうか。

トレンドとは必ずしも一過性の流行だけを指すわけではありません。何回も需要が増えるものや、常日頃から需要が存在する要素もまた「トレンド」になるのです。

ショートレンジとロングレンジ

検索需要の寿命が短いキーワードを「ショートレンジ」、寿命が長いキーワードを「ロングレンジ」と言います。

「検索寿命が長いロングレンジキーワードの方が、書いた記事が無駄にならないし良さそう」

と思われるかもしれませんが、確かにそれは間違っていません。ただ、ロングレンジのキーワードはいわば「定番」のキーワードなわけですし、美味しいことが誰の目から見ても明らかですから、有象無象のライバルがひしめいている激戦区とも言えるわけですね。

だから、初心者のうちからロングレンジの定番ワードばかり記事を書いていても、アクセスが集まったり収益化できるまでにかなりの時間がかかってしまいます。

ただ一方で、寿命が短いショートレンジばかり狙っていても、短期的にはアクセスが集まり収益化でき、それこそ数ヶ月で月収10万円くらいまでは伸ばすことができても、常に新しいネタに飛びつき続けないといけない「自転車操業型のビジネス」になってしまいます。

よく「トレンドを追うのに疲れてブログを挫折した」という人もいますが、そういう人が陥っているのが、この「ショートレンジ依存症」です。

また「トレンドは目先の利益を追ってるだけ」と批判している人もまた「トレンド=ショートレンジだけ」という勘違いをしてしまっている傾向にありますね。普通に「寿命の長い記事も書くこと」もやればいいだけの話ですから。

ショートレンジとロングレンジを使い分ける

個人的にオススメなのが、ショートレンジ性の高い記事と、ロングレンジ性の高い記事を織り交ぜて、ブログの記事を増やしていくことです。

例えるなら、季節限定のスタバの新商品の記事(ショート〜ミドル)を書きながら、季節限定フラペチーノのまとめ記事(ロング)、スタバのカスタマイズの裏技記事(ロング)も書くというイメージです。

ちなみに「ミドル」と書きましたが、これはショートでもロングでもない、その中間くらいの検索寿命の長さのキーワードのことです。(完全に主観的な基準なので、そこまで気にしないでください)

ただ、先ほどもお伝えしたように、ロングレンジ性の高いキーワードは「ずっと検索される定番ワード」なので、需要は安定していますが、その分だけライバルも多くなりやすい傾向にあります。

ブログ立ち上げ初期は、まだGoogleからブログの存在をさほど認知されておらず、ドメインパワー(サイトの評価、上位表示のしやすさ)も高くないので、ライバルと真っ向から対決しても全然上位表示されない可能性が高いんですよね。

だから、まずは比較的ライバルもいなさそうな、ショートレンジ性の高いキーワードを狙う記事を増やして、コツコツとアクセスを積み上げていき(アクセスが増えてくるとドメインパワーも伸びてきます)、段々とライバルがいても上位表示できるようになってきたところで、ロングレンジ気味の定番ワード狙いの記事も増やす…という感じで取り組んでみるといいですね。

特に初期は新規キーワードを狙う

ブログ運営初期にオススメなのが「新しく生まれたキーワード」を狙うことです。

なぜなら、生まれたばかりのキーワードはまだライバルがさほど多くないので、検索エンジンでの上位表示がしやすいからです。

例えば、かなり前ですが「タックスヘイブン」が世間を騒がせた時に「タックスヘイブン わかりやすく」というキーワードを狙った記事を書き、その記事だけで月に10万円以上の収益化ができた人がいました。

あるいは、ピコ太郎が流行りだしたタイミングで「PPAP 意味」というキーワードを狙ったり、虹プロジェクトが流行りだした頃に、虹プロ関連で何かしら記事を書いていく…というイメージですね。

もちろん、話題になってきた後にそれらの記事を書いても、既にライバルが出揃ってしまうことになりかねないので、いかに新しいキーワードに敏感になるか…という点はぜひ大事にしていきたいです。

評価されたところに特化させる

記事が増えてくると、次第に特定の記事が上位表示され、アクセスが集まるようになってきます。

それは、Googleからその記事が評価されているということになるので、そのジャンルについて他の記事を増やしていくことで、よりGoogleからの評価を固めていくことができますね。

例えば、ルール2でも紹介した「鬼滅の刃」に関するキーワードですが、

こちらのキーワードで上位表示されているサイトはどれも個人ブログで、3つ目のサイト以外は鬼滅の刃以外のジャンルも扱った、いわば雑記型のブログです。

ただ、実際にどの記事を見てみても「鬼滅の刃」というカテゴリーが非常に充実していて、鬼滅の刃の記事がたくさんあることがわかるんですよね。

これはつまり、Googleから「このサイトは鬼滅の刃に関して詳しいメディアなんだ」という評価を受けているということになります。

もし「鬼滅の刃が絶対に流行る!」と確信を得られた場合は、最初から鬼滅の刃の特化ブログを作ってもいいですが、「とりあえずよくわからないから色んな記事を書いていこう!」という場合でも、実際にアクセスが集まり始めた記事が出てきたら、その周辺情報を充実していって、Googleに対して「うちのブログはこのジャンルについて専門性が高いし記事数も多くて詳しいですよ!」とアピールをしていくことが大事です。

ということで、

  • とりあえず初期の頃はトレンドキーワードを拾っていく
  • 徐々にロングレンジ的な記事の割合も増やす
  • 評価されてきたジャンルにプチ特化させる

という流れに沿っていくと、個人ブログでも効率よくアクセスを伸ばしていくことができます。

もちろん、検索上位を狙うためには色々と考えることもありますが、こうした戦略が頭に入っているかどうかで、作業効率も大きく変わってくるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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