4.記事上位に優先して陳列されるコンテンツを作る

ルール2、ルール3では「どうやってブログ全体を育てていくか」という戦略面の話をしました。

ここからは更に一歩踏み込んで「じゃあ実際にどんなことを意識して記事を書いていけばいいの?」という話をしていきますね!

まず抑えていただきたいのは「ブログ記事は質が超大事」ということです。(当たり前ですが…!)

これまでは「300記事書いたら稼げるようになる」とか「100記事書いたらサイトが強くなってきて上位表示できるようになる」といった都市伝説めいた話もよく聞きましたが、そういった噂はとりあえず忘れてください。

質の悪い記事を300記事書いたところで、サイトの評価に悪影響が及ぶだけですし、何記事書いたから稼げるといった労働収入的なロジックはブログの世界には存在しませんからね。

ただ「初心者はとりあえず100記事書きましょう!」的な意見は一理ありまして、やっぱり質を高めていくためには、量をこなしていくのが一番だったりするものです。

もちろん、質の悪い記事を適当に量産して100記事に到達しても、何も得られるものはありませんが、ちゃんと真剣に1記事1記事と向き合った末の100記事なら、かなり思考力もライティングも鍛えられているはずです。

ということで、質のよくない記事をどれだけ量産したところで、労力も時間も無駄になってしまうので、まずは「検索エンジンから評価される記事をちゃんと書けるようになる」ところを目指していきましょう!

なぜGoogleから広告収入をもらえるのか。

今ってすごく便利な時代ですよね。

Google検索をすればすぐに色んな情報に触れられるし、YouTubeを開けば色んな娯楽にアクセスできる。しかもすべて「無料で」です。

本来これって有料でサービス化してもいいくらいなんだけど、なぜGoogleはこれらのサービスを無料で提供できているのでしょうか。

その答えは「広告収入」です。

テレビ番組も同じことが言えますが、無料で様々なコンテンツを見れるようにしておくと、たくさんのユーザーが集まります。

そこに広告を配信すると、広告主は自分の商品を宣伝できてハッピー。Googleは広告主から収益が得られてハッピー。ユーザーは無料で色んな情報に触れられてハッピー。というWin-Win-Winな状況が出来上がります。

ちなみにテレビ番組と違って、Googleはただ場所を提供しているだけで、実際にコンテンツを作っているのは、ブロガーだったりアフィリエイターだったりオウンドメディアの運営者になるわけですが、Googleは広告を出稿したい企業から得た広告収入の一部をクリック報酬形式で、メディア運営者に手渡すことになります。

ちなみにGoogleが提供する広告を使わずに、ASPと直接提携して商品を紹介して、成果報酬を受け取るやり方もあります。この方法を通称して「アフィリエイト」と言います。

ということは、Googleが営利企業として儲かっていためには、広告主にとって魅力的なプラットフォームを維持する必要がありますね。

では、広告主にとって魅力的なプラットフォームとはどんなものでしょうか?

その答えはシンプルで「たくさんの人に利用されるプラットフォーム」です。

なぜ広告主がわざわざGoogleに対して広告費を払うのか。それはGoogleが提供する広告が多くの人に見られるだろうという確信があるからですよね。

多くの人々がネット検索をしてインターネット上のコンテンツを閲覧したり、YouTubeを見るから、そこに広告を掲載する価値が生まれるわけです。誰もインターネット上で記事を読まなくなったり、YouTube動画を見なくなったら、当然ですが、そこに大きな広告費をかけようなんて企業はいなくなってしまいます。

Googleが検索結果に求めるもの

Googleが広告主からたくさんの広告費を集めるためには、Googleというプラットフォームを魅力的なものにし続ける必要があります。

そのためには「多くの人に利用されるプラットフォーム」を目指さなくてはいけないわけですが、もし検索者が検索をして自分の求めているコンテンツが表示されなかったら、あるいは上位表示されている記事の質に満足がいかない…なんてことが多ければ、果たしてどうなるでしょうか。

きっと多くの人は「Googleなんて役に立たないから使うのやめよーぜ」って考えるはずです。(TwitterやInstagramでの検索に移行する人も増えるでしょう)

それでは広告枠としてのGoogleの価値は下がってしまうわけですから、Googleは営利企業として売上を伸ばしていくために、ユーザーにとって魅力的な検索結果画面を用意する必要があるわけです。

…まぁ実際に今のGoogleの検索結果が、ちゃんと検索者にとってベストなものになっているかはさておきですが、一応ロジックとしてはそういうことになりますね!

近頃のGoogleは企業運営サイトばかり優遇しすぎて、検索者が本当に知りたい情報にアクセスできないという批判もあります。

ブログ記事は検索者へのアンサーであるべし

ということは、我々が検索者にとって価値のあるコンテンツを作ることが、Googleからの評価を高める上でも重要なミッションであると理解していただけると思いますが、「価値のあるコンテンツ」とは果たしてなんでしょうか。

それを考える上でも、まず「なぜ検索者はわざわざ検索という行動をとっているのか」を考えてみましょう。

あなたは最近どんな言葉で検索をしましたか??

ちなみに僕は「犬 触られると嫌な場所」や「マリオットホテル 温泉 評判」と検索しましたが、前者は愛犬とのコミュニケーションに何か問題がないだろうかと不安に思ったから、後者は知人に「マリオットの温泉つき客室がいいよ」とおすすめされ、もっと具体的にどんな感じなのか気になったから検索しました。

つまり人は「何か疑問や悩みや気になることがあって、それを解決するため」に検索をするわけですね。

なので、検索者の「検索」という行為は、検索エンジンに対して「これについて教えてください!」とお願いしている行為だと捉えることができます。

それに対してGoogleは「この辺の記事を読んどくと、あなたの疑問は解決すると思いまっせ」と、独自のルールで定めた順位づけで、記事を紹介していくわけです。

だから検索者にとって価値のあるコンテンツを作るためには、

  1. 狙う検索キーワードを決めて、検索者の悩みや疑問を絞り込む
  2. 検索者の悩みや疑問が解決するような記事を作る

という超シンプルな流れに沿っていけばいいということですね。

ちなみに具体的に記事を書いていく際の流れは、下記のリンク先で紹介しているので、ぜひご確認を。

検索意図を把握しよう!

検索者に満足してもらう記事を作るために最も大事なことは「検索者が求めているものを知ること」です。

相手が求めているものを知ろうともせずに、価値提供しようとしたところで、単なる自己満足になってしまいます。

検索者がそのキーワードで検索をした理由(なぜ検索したか)を「検索意図」と呼びますが、検索意図をしっかり把握して、検索意図を満たしてあげるコンテンツを作ることが何より重要です。

狙うキーワードの検索意図を知るためには、まずそもそも検索者の視点に立って考えることが重要です。検索者はどんなキッカケがあって、どんな心の変化があって、どんなことを解決したいと思って、どういう心理状況でそのキーワードで検索窓に打ち込み検索をしたのか。まずは検索者の立場で考える癖をつけましょう。

ブログで稼げない人の多くが、検索者の視点に立っているつもりが、記事を書く側の都合で物事を考えてしまっています。まずは相手の立場で考えることを徹底していきましょう!

また、実際にそのキーワードで検索した時に上位に来ているコンテンツを参考にするのも効果的です。

Googleはそのキーワードで検索した人にとって最も良い記事だと判断して、その記事を上位に位置付けているわけですから、「Googleが評価している記事=実際に上位に来ている記事=検索意図を満たしている記事」というロジックで、検索上位に来ているコンテンツも活用していきましょう。

もちろん、記事の内容を真似するとかパクるとかはNGです。あくまで「検索者のニーズを知る」ために活用しましょう。

複数の内容を1つの記事に入れすぎないように

検索者からすると「たくさんの内容が記事内に含まれている方が好ましい!」と思われるかもしれません。

ただコンテンツマーケティングの世界では「1コンテンツ1メッセージ」が原則となりまして、1つのブログ記事において満たす検索者需要も1つに絞っていくべきですね。

例えば「名探偵コナンの黒幕予想!最終回は近い?」というタイトルをつけたとしましょう。

これは一見すると「コナンの結末を知りたい!」という需要にマッチしていると思えるかもしれませんが、「黒幕は誰なのか」と「最終回が近いと考えられる理由」という2つのテーマが混在していることになりますね。

これなら「黒幕を知りたい人」と「最終回がいつなのか、また最終回が近いと言われている理由は何なのかを知りたい人」の2つの属性に向けて、それぞれ異なる記事を書いていく方が好ましいでしょう。

それなら「名探偵コナン 黒幕」と検索しても、これだけのサジェストワードが出てくるわけですから、これらのキーワードも活用しながら「黒幕は誰なのか」という需要だけに絞ったアンサー記事を作った方が良いですね。

潜在需要と顕在需要

1つ注意しておきたいのが、検索者の抱える需要には「顕在需要(検索者自身も気づいている需要)」と「潜在需要(検索者自身が気づいていない需要)」があるという点です。

例えば、上のスクリーンショットで示しているサジェストの中から「名探偵コナン 黒幕 光彦」をチョイスすると、このキーワードで検索している人は「コナンの黒幕が光彦なのかどうか」を知りたがっていることになりますね。

これは検索キーワードからも目に見えますので「顕在需要」ということになります。よって、記事内では「光彦が黒幕だと考えられる理由」とか「逆に黒幕とは断言できない要素」をまとめていけば、顕在需要を満たす記事が作れます。

ただ、本当にそれだけで十分でしょうか?

「名探偵コナン 黒幕 光彦」で検索する人は、おそらく「他の黒幕候補には誰がいるんだろう?」という疑問も潜在的に持っているはずです。

だから「他の黒幕候補一覧」のような見出しを記事内で作ってあげて、紹介していくことで、検索者の隠れた潜在ニーズを満たすこともできるようになるでしょう。

他の黒幕候補を長々と解説しすぎると、記事の中の「光彦」成分が弱くなってしまって「黒幕 光彦」というキーワードへの特化性が弱くなってしまうので、あくまで軽い紹介程度にとどめておき、詳しい内容は別記事に書いて内部リンクで飛ばしていくといいですね。

あるいは「ダイエット 痩せない理由」で検索する人は、本当に「痩せない理由」だけ知れたら満足してくれるでしょうか。

そんなことはないですよね。痩せにくい自分にオススメなダイエット方法って何かないかなと、次の手段を求めているであろうことは容易に想像ができます。

このように「読者を本当に満足させる記事にするにはどうしたらいいだろう?」ということを考えながら、記事本文で取り上げていく内容を決めていくことは非常に重要です。

いかに検索結果に戻られない記事を作るか

ブログで成果を出していくためには検索上位を取る必要がありますが、Googleは訪問者のブログ内での行動を見て記事の評価を決定すると言われています。

例えば、検索者が検索上位に表示されている記事タイトルに興味を持ち、実際にその記事をクリックして訪問したとします。その後で記事を読み進めていく中で「この記事には自分の求めていることは書いてないな」と判断して、「戻る」を押して、また別のキーワードで再検索したり、他の記事をクリックする…ということはよくあるでしょう。

その場合「戻る」を押されたその記事は「その検索キーワードで検索した人のニーズに合ってなかった」と判定されて、Googleからの評価は下がり、検索順位も下落してしまう可能性が高くなります。

また「文章が読みにくい」とか「デザインが不快」とか、そういった点も、読者が離脱する要因になります。

いかに検索者にストレスなく読んでもらえて、内容的にも満足してもらえる記事を作るかは、ブログで結果を出す上でとても大切になるのです。

検索結果に自分の記事が存在すべき理由を示す

さて、ここまでは「いかに読者にとって価値のあるコンテンツを作るか」という話をしてきました。

ここで1つ考えてほしいのですが、最初に「Googleは検索者にとって質の良い検索結果を作りたがっている」という話をしましたが、もし検索結果画面に同じような記事がズラーっと並んでいたら、それは本当に検索者にとって満足度の高い提案になるでしょうか。

例えば「ラーメンが食べたいな」と思って、ラーメン横丁的な施設に入った時、豚骨系のこってりしたラーメンを出すお店ばかりが並んでいたらどうでしょうか。「あっさり系のラーメン屋も選択肢に欲しい!」とか「味噌ラーメンはないの?」と思うのが普通ですよね。

それと同様に、同じような切り口で同じような着眼点で、同じような記事ばかりが並んでいる検索結果だと、検索者は「そのうちの1つだけで事足りるじゃん」って思ってしまうわけですね。

ライバルサイトと同じような切り口・同じようなタイトル・同じような内容の記事を後出しで書いても、なかなか上位表示させることはできません。

だから、自分の記事をわざわざ検索結果画面に載せるべき理由(独自の意見や切り口やまとめ方)は必要になってくるのです。

ただ、注意していただきたいのは「独自性」を出そうとしすぎて、検索意図とはかけ離れた自己満足な記事になってしまっては本末転倒です。

独自性を出す際も「どういう記事を書いたら検索者を真に満足させられるか」という軸からは絶対にブレないようにしましょう!

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